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さて、そろそろ半分の地点まできた。

ここからが本当の試練。

大きな 公園Centenial park に入って

うねうね距離を稼ぐ。

問題は、、、この炎天下なのに日陰が少ない。

 

そして応援隊が少ない。

 

ここまで応援隊を楽しみながら来た私にはきつい

 

そうなるとやっぱり気になるのが人間模様。

 

暑さも相まって、路肩で救急対応を受けてる人が増えてきた。

膝を壊している人。

熱中症で倒れている人。

 

そりゃそうだ。

本来は春のオーストラリア。

最高気温30度まで上がるなんて酷いよね。

 

私はなぜ大丈夫だったかというと、

給水所で水、スポーツドリンク、栄養ジェルは絶対貰ってたし、

キューちゃんのアドバイス通り(アドバイスはこちらから下矢印

キューちゃんからのアドバイス

そう。キューちゃんの言ってた通り

足に水かけながら走った。

 

もちろん足だけじゃなくて

頭やら首やら腕やらに水かけまくった。

 

首にはダイソ〜のタオル。

下矢印こんな感じのやつ

 

を巻いていたので、これにも水かけまくり。

 

後は、なんと言っても一番助かったと言っても過言ではない

 

シャワー隊

至る所で水シャワーを出してくれている応援隊が!!!

シャワー見つける度に駆け寄ってた。

 

さらに、多分実費だと思うんだけど、

でっかい袋やらコンテナで

氷を配ってくれている人達

まで!!

もう感動ラブもんよね。

 

彼らを見つけたらとにかく駆け寄って氷もらってたデレデレ

給水所でもらった水に入れてちょっとずつ飲んだり

首やおでこ、肩に当てたり。

 

一番辛いポイントがこの公園の中なのだ。

(って後々皆が言ってた)

 

皆が脱落していく中

靴を脱いで右膝にサポーターして歩いているお兄ちゃんを発見。

 

前日にめっちゃいいオリンピック話を聞いていた私は

それが思い出された。

 

水を取り忘れたキューちゃんに、後ろから他の選手が届けてくれて

めっちゃ感動した。しかもキューちゃんの前を走っていた選手も水を取り忘れたのを

見ていたキューちゃんは、この感動を彼女にも渡したい。この水を届けなければ。

って思ったらしく、スピードを上げてなんとか彼女に辿り着いた。

水を渡したのは良いけど、スピードが落とせなくなって、そのままゴール。

 

というもの。

 

私も氷で感動していた。

しかも足やられている歩き方をしている人が真横に。

炎天下。

 

私の手には

まだ残っていた両手いっぱいの氷。

 

これは絶対冷やすべき案件でしょ。

 

右に寄って行き声をかける

「ねえねえ、これいる?膝冷やした方がいいよ」

 

彼の顔に笑顔が戻る。

「ありがとう」

 

ああ。良いことをした照れ

 

と、しばらく走るとそこにはFIRST AIDの文字。

ここまで来れたらきっと大丈夫。

がんばれ!

 

心の中で叫びながらも

自分の右膝にも異常を感じ始めたのだった。

 

 

つづく

 

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