飲んだ最初の日から、わかりやすく、効きます。
便利!
だから、内科、外科、産婦人科、不妊治療のクリニックでも…あらゆる病院で処方されてます。
私は5年半以上、マイスリーを服用して、副作用がでて、その副作用があまりにひどいので、断薬を決意しました。
その副作用とは…
①耐性 慣れて薬の量が増える
だんだん、効きが悪くなり、増量。その結果、長期に連用すると、増量するハメになる。
薬剤ごとに、上限が決まっているから、増量には限界があります。マイスリーは10mgを30錠が1ヶ月のマックス。
じゃあ、どうするのか?
別の眠剤を追加して処方してもらい、数年後には、2〜3種類の同じような眠剤を飲んでいる…そんな未来にゾッとしましました。
②:反跳性不眠 薬をやめれない
長期に連用すると、脳が、その眠剤を前提に機能し始めるそうです。だから、ある日、急にやめると、100%、眠れません。
徐々に、減薬する方法は何度か挑戦して、失敗しています。ベンゾジアゼピン系は、なかなか減薬が難しいようです。
なので、薬がきれて脳が正常に機能するまで、反跳性不眠と戦います(約2週間だそうです)
③飲み続けると自然な睡眠の質ではなくなる
レム睡眠とノンレム睡眠が健常者に比べて減ってしまう。
レム睡眠時に夢をみます。わたしは、悪夢をみることが多くなりました。ほぼ毎日です。ひどい時は悪夢で目覚めて、2度寝すると、また違う悪夢を見たりしました。明らかにおかしいとおもいました。
その他…レム睡眠で記憶の定着を促すといいますが… 物忘れがひどく、アルツハイマーなのか…と不安になりました。
眠りが浅く、とてもノンレム睡眠(深い睡眠)をとっているとも思えず…調べてみると
ノンレム睡眠はうつ病で少なくなる、とも言われていることをしりました。
もちろん、ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤で、ノンレム睡眠が減ると、うつ病になると、単純に言えないとは思います。しかし、私の状態は日に日におかしくなり、情緒不安定になっていきました。それが不妊治療をしているからだと思っていましたが、それだけではなく、マイスリーがさらに崖っぷちに私を追いやっていたようです。
眠れず、薬の量が増え、悪夢にうなされ、夜中に起きて何か食べるという奇行がでてきたので、断薬することにしました。
自然な(正常な)睡眠は、脳の自然な(正常な)活動で生きていくということの大切さを感じました。
不妊治療で不安で不眠症になっている方々には断薬をお勧めします。
もちろん、減薬して、不眠になるなら、
元も子もありません。
徐々に減薬し、
自分自身の力で眠れるようにするか(わたしはこれができなかった)
睡眠の質を変えない、睡眠のための別の内服に
切り替えるか。
最近は、ロゼレムを服用しています。今のところ、効果はありませんが、続けてみます。ベルソムラもよいようです。
あとは…メラトニンでしょうか?飲んで30分後にストンと落ちる瞬間があるので、それに逆らわないで寝るようにしています。
色々ためして、また、報告します。