ブログ復帰以来、もっとも大きなハズシをしたようです。申し訳ありません。

本日、8/27高値を超えて引けた事でElliottPlus波動カウントを修正致します。

ポイント、ポイントにおいて短期的視野に偏りがちな視点を見直し、中期的視野での波動カウントと短期的波動カウントの整合性をはかることも重要だと考えております。


さて、まずは中期的な見方を再検証しましょう。

先日まで現状のElliottPlus波動カウントにおいてⅡ-(B)-b波というような表記を行なってきました。

ただ、このカウント通りとすると4年かけたⅠ波の調整波であるⅡ波がたかだか2,3ヶ月でおわってしまう事になります。これはやはり現実的ではありません。

よって、下落が始まって以来のⅡ波とカウントしていた物が本当のⅡ波の一部分であると判断出来ます。

では本物のⅡ波の形状は何なのか?という事になります。ここで、今までの動きが重要になってきます。

3波動で下げた仮のⅡ-(A)波があり、現状、仮の(B)波がある訳ですから、本当のⅡ波はトライアングルか、フラット型調整と推測出来ます。この内、トライアングルはⅡ波では起こらないとElliott波動理論の定説があるので、現状はⅡ波でフラット型を形成していく可能性が高いと考えられます。

以上のような理由からElliottPlus波動カウントの表記を変える事にしました。

現状のElliottPlus波動カウントはⅡ-(A)-2--ⅰ波の終盤と考えます。(フラット型なので3列目数字は3までです。)

NYの状況をみると月曜は寄り方下げに転じ、ⅱ波を形成し、時間を余り置かずⅲ波いりと推測します。

よって、ⅲ、ⅴ波のいずれかのエクステンションを考慮して再度大きな下落波動3波入りは3日の週の再週末か、10日の週になると思います。それまでは5波動を形成する上昇波が継続すると思われます。

ちなみに9/11はUFJ宮田氏によると米では9/11が部分日食になるらしく、米株の急落注意とコメントされている。この二つの奇妙な一致を信じるか?信じないか?は貴方の自由!!なんてね。


余談ですが、私の投資の利害を無視すると、FRBバーナンキ議長は本当に凄いと思う。グリーンスパンが議長だったらとっくにFFレート下げてるでしょうね。

グリーンスパンの在職中の高い評価は言わば米政財界に配慮した金融政策の結果でしょう。その事が現在の資産バブルを形成したと思っています。

負の遺産をグリーンスパンから引き継いだバーナンキ議長。彼は言っています。「バブルを安全に壊す事は不可能」と。

彼はキズのもっとも浅いバブル潰しを模索しているのでしょうか?出来る限り圧力に屈する事なく信念のまま行動してほしいものです。後世が貴方を賞賛する時期が来るでしょう。いずれ誰かがバブルに針を刺さないといけない訳ですから。


あと、金曜の動きから。

ブッシュ大統領のサブプライム救済の材料については民主党のクリントン女史が救済案を公開しており、低所得者層は民主党支持者が多く、どう考えても選挙対策くさく、且つ、最初から決定版を出すバカもいる訳なく、小出し、小出しって考えてPMの急上昇を甘くみておりました。金曜だけは羊の群れの中が正解でしたが、買っても、土日持ち越ししている人は今、心穏やかではないかも。