日経新聞では日銀の月内利上げに関して短期金融市場の動向を考えると「半信半疑」らしい。

一刻も早く利上げしたいのは当然の本音。しかしながら、国内で出て来る経済指標はそれを許さないばかりか、昨年までは原油高がかなり寄与してディスデフレとなっているが、ここの所の原油安+DJIAの下げ(利下げの先送り観測)+NY、USの暖冬による原油先物安を考えると今回の決定会議では利上げを見送るのではないだろうか?ここで、日銀の抱える苦悩が見て取れる。

いろいろな経済指標、観測等あるが、過去、波動はまさしく数えきれない数のそれを経験してもその規則性が成立して来た。

現状、(5)-3-a[1]波という事と昨日コメントした日柄の内容を考えるとタイミング的にも一致し、利上げ見送りでNikkei225は調整を終えるとの見方に私は傾いている。

言わば、今回の下げは市場の利上げ阻止の意思表示との部分が大きいとみたい。