本日配信の電子コミック雑誌Berrys' fantasy vol.59に、コミカライズ『エリート宰相様に拾われたので、男装して秘書をすることになりました』(作画:浅田京磨先生)最新話が掲載されています!
扉絵は疲れきっているゲンツさんとツグミ三徹目みたいな顔しながらも書類は離さないゲンツさん愛おしい……エライね…秘書官の鏡…働くゲンツさん24時間観察したいナ…(ゲンツさん推し)
本編が緊迫の展開なので、くたびれているふたりの姿がとても和むのです……
というわけで本編です!
前回女傑としての顔を見せたゾフィーに「宰相におなりなさい」と命じられたツグミ。戸惑いつつも、宰相となりゾフィーとライヒシュタット公の作る未来が見たいと思い始めてる自分に気づき……。
そんなツグミの目の前でライヒシュタット公は大尉叙勲を果たし、どんどん外の世界へと名を馳せていく。しかしそれはツグミの恩師であるメッテルニヒを追い詰めていくことと背中合わせで、水面下では若き王子ライヒシュタット公と宰相メッテルニヒの対立が激化。
そんなある日、ツグミを秘密のお茶会に誘ったゾフィーはツグミに〝ある作戦〟を打ち明け味方になって欲しいと話すが――。
宰相vs女傑&鷲の子、ヨーロッパの未来をかけて政治の舞台の火蓋が切って落とされます…!!
全ページたまらない緊張感で、読んでいてゾクゾクしました…!!毎回言ってる気がするけど、登場人物の表情がすごくいいんですよ。それぞれの性格、含み、本性が内包されてて。
というわけで今回のピックアップはこちら!
こっこのゾフィーの笑顔…っ、見たときほんとゾクゾクしましたわ………すっごい優しくて愛想のいい笑顔なのに腹に一物隠してる、しかもどこか高圧的で自信が見え隠れしてて……🤦♀️🤦♀️🤦♀️
若き女傑のしなやかさと貫禄が感じられる1コマに拍手喝采です…これにはきっと史実のゾフィー様も天国でにっこり
それと対比してプロケシュ少尉(初登場の新キャラ!)の表情も素晴らしいと思うんです。まだ若くて真っすぐでどことなく純朴さが残ってるのに、ライヒシュタット公のことに関して覚悟がガンギマリしてる度胸が窺えるんですよね。自分たちが正義だって一片も疑ってない。間違いなくいい人なのに目的のためなら残酷なことも全く厭わない顔しとる。
あの時代ってきっとこういう表情した若き革命家がいっぱいいたんじゃないかなあ…などと思い馳せたり。
原作もこの辺り滅茶苦茶楽しんで描いたんですが、漫画で見るとマジ面白いですね!!!漫画になると水面下の駆け引きに表情や動きの機微が加わって面白さ加速する…
ネタバレになるので貼れないのですが、ゾフィーが思い浮かべるメッテルニヒ様の姿や、ライヒシュタット公の〇〇の姿もめっちゃくちゃいいんです…!!!みんな、本誌読も!!!!!
次回辺り個人的に最高に好きな場面が来そうなので、今からワクドキがとまりません…。私移り気なので最近、近世ヨーロッパミーハーをちょっとサボってたんですが、やっぱこの時代むちゃくちゃ面白いわ~と久々に歴史ミーハーの血が沸き立ちました。聖地巡礼行きたいなあ!!!
というわけで最高潮に盛り上がっております、『エリート宰相様』ぜひぜひご覧くださいませ!!!
今まで単話売りもBerrys Fantasyと同時に出てたけど、今回13話は違うっぽいですね??本誌で読も!
追記よもやま
パリオリンピックの開会式の例のあれ観ました。メッテルニヒ様が白目剥いて泡噴きそうな演出でワラタ。エカチェリーナ2世さんとかも発狂しそう。個人的にはフランス人らしさがとても感じられて面白かったです。