インドに来てから2週間になろうとしています。
練習の調子も、心身の調子も穏やかに落ち着いています。
1月1日から練習を始めて三日間はフルプライマリーのマイソールスタイル、4日目は土曜日で週に1度のプライマリレッドクラスでした。
1月から練習に来はじめたヨギ達も多いので、
レッドクラスは、ビンヤサやポーズの大事なところを確認しながらゆっくりと進んでいきます。
はじまりのチャンティングからおしまいのチャンティングまでで1時間半キッチリ。
所々で、カウントより先に進む生徒などがいと、ビンヤサを止めてのシャラート先生の厳しい指摘が入ったりします。
Why you so hurry?
何でそんなに急ぐんだ?
Who said ‘come down’? Up ! Up!! Lift up!!!
誰が降りていいって言ったんだ?上がれ!上がれーーー!!!
I can see you all, I see you, Up!
全員見えてるからな。お前の事も見えてるぞ。ウップルティヒに上がれ!
1/5の日曜日が週に1度のシャラの定休日で、
そして、月曜日にいきなりセカンドレッドからセカンドシリーズの練習が始まりました。
参加したことがある人はわかると思うのですがシャラート先生のセカンドレッドクラスはかなりの体力的負荷ががかかります。(メンタル的な負荷ももちろん)
普段マイソールクラスで自分のペースで練習しているときには何の苦もなくできたことも、レッドクラスでゆっくりとしたカウントで練習を進めていくとなかなかにきついものがあるのです。
これは単に私の練習不足なのかも知れませんが、周りのヨギたちも同じようなことを言っています。
セカンドレットに参加している人は全員でおそらく70人近くいるのではないかと思いますが、最後までコンプリートするのは、およそ30人ほどでしょうか。
カポターサナは全員1度で踵をつかみます。
エーカパーダシルシアーサナなどの頭を足の後にかけるポーズなども、もたもたしていると「早くやれ!」と鋭い指導が入ります。
シャラート先生の1カウントが自分の呼吸で4カウントくらいのゆっくり具合なので、腕はバカーサナくらいで、バカになります(笑)
それでも、ゆるりゆるりとカランダバーサナを終え、ようやく最後の7ヘッドスタンドまで。
バックエンドは3回目で全員もれなくガムアップ。
それから自分のペースでドロップバックを3回やります。
セカンド最後まで終わっている人はほとんどシャラート先生が仕上げのバックベンドを手伝いに来てくれます。
マイソールクラスの時はシャラート先生が来てくれたりアシスタントの人が来てくれたりですが、レッドクラスの時はもれなくシャラート先生が来てくれるので嬉しいです。
何と言っても、やはり世界で一番バックベンドのアジャストが上手いと思うのです。
何しろこなしている数が普通の先生と違います。
30 年もの間。毎日200人アジャストできますか?
経験量=技術とは、一概に言い切れないのかもしれませんが、「ギリギリの見極め方」がこんなに上手い人を私は知りません。
シャラート先生は、私たちの「これ以上、1センチも無理〜」っていうムリのギリギリのラインをしっかり追及してきます。
ゆるくもなく、かと言って身体能力の限界以上でもない正にギリギリなのです。
しかも、
何も言わなくても調子の良い時はいいなりに、
悪い時は悪いなりに、
その日のギリギリを見極めて手伝ってくれます。
ご本人もバックベンドのアジャストする時は
「100%生徒に集中する。そうじゃないと生徒がケガをするから」
と言っているので、かなりの集中力でアジャストしてくださっているのではないでしょうか。
そんな訳でシャラート先生のバックベンドが一番背骨が整うし、
何より安心して気持ちも身体も任せられるので、
手伝っていただけると嬉しいのです。
※シャラの離れにはカフェがあって、美味しいスムージーやコーヒー、マフィンやパイなどがいただける(らしい)
始めるまでは気が重いけれど、終わると楽しいセカンドレッド。
前のシャラの時のように室温が高くは無いので、体力の消耗や発汗量は少ない気がします
。
マイソールクラスのレポートは、また次回の時に!
どなたさまも
素敵な1週間をお過ごし下さい。
インドは今週ポンガルというお祭りがあって、こちらもなんだか浮かれた祝日モードです。