今朝セカンドレッドが終わってからのカンファレンスで、シャラート先生からお知らせがありました。我らのグルジ、パタビジョイス先生やアイアンガー先生と並び、クリシュナマチャリアから直接に教えを受け継いだ師の次男であり、チェンナイのクリシュナマチャリアヨガマンディラムの指導者・デシカーチャー先生が今朝亡くなられたそうです。
私自身は直接お会いした事はなかったのですが、クリシュナマチャリアの教えを受け継ぎ、次の時代に伝える指導者として貴重な存在であった方でした。
私の個人的な意見ではあるかもしれませんが、クリシュナマチャリヤの残した大きな業績のひとつは、それまでインドのある特定のカーストに生まれた男子のみによって修練されていたヨガを、外国人や女性や子供や老人にも、そして健康な人も病気の人もヨガの恩恵が受けられるよう、広くその教えを解放したことにあると思います。
グルジ、アイアンガー先生、そしてデシカーチャー先生と、偉大な指導者の方々が相次いで亡くなることは残念ですが、わたしたちひとりひとりの中にその教えが生き続けていること、そしてそれが次の世代へ受け継がれることは素晴らしい事だと思います。
彼らが一生をかけ、情熱を持って伝えたヨガの恩恵がたくさんの人に広まり、次の世代に伝えられ、長きにわたって人々の助けとなりこの世界に貢献することを心から祈っています。
こちらは7月の満月、グルプルニマの時のクリシュナマチャリアの肖像。たくさんのお花が捧げられています。
クリシュナマチャリア師もまた、シャラの中でいつも私たちの練習を見守っていてくれるのです。
