一週間連続プライマリー最後の日。
そして、暫定で借りていた通称「ブルーハウス」で過ごす最後の日。
東京出発の時から一緒だった明日香ちゃんと誠也くんとの三人暮らしも今日で最後。
何だか、ちょっとさびしい。
シャラで練習をはじめてから一週間しか経っていないのが信じられないのは、
この一週間というもの、それはそれは密度の濃いーーーいい時間を
練習の間も、それ以外の時にも過ごしていたからだろう。
これから先の落ち着き先を探したり、生活に必要な物を買いそろえたり、その合間をぬって宅練したり、瞑想したり。
マイソールがはじめての誠也くんに、「マイソールの歩き方」をガイドしてみたり。
何だかんだで、忙しい一週間だった。
それはさておき、
昨年までは、ひたすら自分の練習に集中するシャラでの練習だったけれど、
今年からは自分の練習をしながら、意識のどこかでシャラの中の空間を俯瞰的に見ている自分がいる。
例えば、シャラート先生がどういう風に動くのか、アジャストするのか。
生徒やアシスタントに対して、どんな時にどんな注意を与えているのか。
サラスワティ先生や他のアシスタンの動き方やアジャストなんかも、見ているととても参考になるし(だって推定身長150センチそこそこで2mくらいのウルトラカラダの硬い大男のバックベンドなんかもラクラクやっちゃうんですよ!)、
逆に、自分だったらどの人をどういう風にアジャストするかな、なんてシュミレーションをしてみたり。
私は、アシュタンガヨガの先生のバックベンドのアジャストには大きく分けて二つのタイプがあると思っていて、
一つのタイプは自分が生徒をリードしていくタイプ、
もう一つは、生徒をある程度自由に動かして、それに合わせて先生がアジャストしていくタイプ。
もちろん、どの先生だってその時の状況に合わせて二つのタイプを使い分けているはずだし、そうでなければならないと思うのだけど、
シャラのアシスタントさん達も両方のタイプが混在していて面白い。
今日のバックベンドを担当してくれた白人の男性は、見事にリードのタイプのバックベンドだった。
で、結論から言うとそういうタイプの人の場合は(何となく、私の観察経験上から言うとアジャストの上手な白人の男性の先生に多いタイプの気がするんだけど)
自分のエゴやら知識やらそういうものはひとまず脇に置いといて、向こうのリードに乗ってリードされるがままに、言われるがままに動く方が間違いなく楽です。
そうすると、アジャストしてくれている方の人との一体感が味わえて大変ヨガ的なひと時が味わえるのです。
バックベンドなんて誤解を恐れずに言ってしまえば、腰を後ろに曲げてるだけのたかだか数秒間の腰そらし運動なんですが、そのひと時が、もう、なんていうか信頼関係で結ばれた二人が創りあげる共同作業になるんです。
クラスをするようになって、自分がアジャストをする側の立場になって思うのは、
アジャストする方にも、もちろん上手い下手がありますが、アジャストされる方にもアジャストされ上手とアジャストされ下手がいるということ。
アジャストする人がどういう風に自分を動かそうとしているのか、
どこをどういう風に修正したいのか、そういう事を瞬時に読み取ってその意図の示す方向に動く人もいれば、逆に反発してくる人もいたり。
アタマでは分かっていてもカラダが思うように動かないんだろうなぁという人もいたり。
みなさんには、
自分の所に先生がやってきてアジャストされそうだなーという気配を感じたら、
とりあえずムーラバンダとウディヤナバンダをしっかり締めてそれ以外のカラダの力を一度楽に抜いてみる事をおすすめします。
バンダが入っていればアジャストが深く入った時のケガの予防になるし、
カラダの力を抜いておけば、より深くポーズにはいれますしね!
それでは、みなさま
今頃火曜の練習レポートですが、楽しい週末を!!
※もしもカラダが痛くなったらコレ‼シャラート先生おすすめらしいです(人からの又聞きなので、未確認情報) ユーカリオイルやカンフル剤など、カラダにやさしいペインキラーオイルです。