今日は土曜日。
週に一度のアサナの練習がお休みの日です。

なので、金曜夜は夕飯がおなかいっぱい食べられる幸せや、
自分の一週間の練習の成果に思いを馳せながらお麦酒をいただいたりする幸せに包まれるのです。

それはさておき、

前回インドを去ったのが2011年の3月30日だったので、
今回は約9か月ぶりのインド、そしてマイソールなのですが、
この数年のインド及びマイソールの変化と発展には目をみはるものがあります。

大学の卒業旅行で最初にインドに来た時が2003年の12月。
その時はゴアに一か月滞在して、その後2か月かけて北インドを周遊して約15くらいの都市や村を訪問しました。

その時の事を考えると、この数年の近代化はまるで別世界に来てしまったかのよう。

もしかしたら、高度成長期の日本もそんなふうだったのかしら?などど自分が生まれる前の日本に思いを馳せてしまいます。

インド社会もさることながら、
わたしたちのシャラ、KPJAYIにも様々な変化があり、
練習に来る度に、練習環境が変わっているかんじです。

私が感じたここ数年の大きな変化をいくつかお伝えしてみようと思います。

1.サラスワティ先生のクラスがシャラとは別の建物で5時から始まるようになりました。

今までは早朝四時半から10時くらいまでがメインシャラ(昔はグルジ、グルジが他界してからはシャラート先生のクラス)、その後同じ場所でサラスワティ先生クラスだったのですが、サラスワティ先生のクラスは別の建物で早朝5時頃から行なわれるようになりました。

ちなみに、メインシャラで練習するには2か月前までにKPJAYIのサイトからレジスターしなければならず、
練習期間も最低一か月から最長で6か月までと決まっているのですが、

サラスワティー先生のクラスは一か月未満の短期の練習生なども、
どうやら受け入れてくれるようです。
(↑上記は未確認情報です。状況は流動的なので注意しましょう。基本はオンラインで事前にレジスターをして、分からない事はKPJAYIにメールをして確認してみて下さいね)

2.上記に伴い、メインシャラの受け入れ人数が増えました。

朝の4時半スタートで昼の12時までメインシャラのクラスをするようになったので、
最終スタート時間は朝10時半です。受け入れ人数も約70名くらい増加しているようなかんじがします。

よって、住む家がない!!という状況が発生しています。
シャラのあるゴクラム周辺はどこのお家もアパートもみんなフルです。

物件によっては、シャラがクローズになる4月まで予約がびっしりの所もあって、
生徒の何人かは、普通のホテルや民間のウィークリーマンションに住んで練習に来ていたり、シャラからかなり離れたマイソールシティーの方に住んだりしていたりします。

この、物件不足によってゴクラム周辺のヨガの生徒用の貸し物件の賃料も大幅に値上がりしました。
昨年6000ルピーだった物件が7500ルピーになったり、ちょっといいお部屋は10000ルピーの大台にのったり。
(シーズンオフの人が少ない期間は別として)一度上がった家賃が下がる事はまずないので、ちょっと残念。

3.昨年からメインシャラのクラスにアシスタントがつくようになりました。

以前は、シャラート先生とサラスワティ先生の二名で全員のバックベンドやアジャストをしていたのですが、昨年の滞在の時には約2~3名のアシスタントがバックベンドやスプタバジュラーサナ、ウッティタハスタ、スプタクルマなどいくつかのポーズのアジャストを手伝っています。

基本的には、経験豊かなオーソイズの先生がアシスタントを頼まれるようで、

昨年は日本でも教えていたダン先生やマグノリア先生、イタリアはミラノのエレナ先生などがアシストに入っていたのですが、

たまーーーに、アジャスト初体験!ティーチャー未経験!!みたいなアシスタントさんもいるので (いろいろな意味で)注意です。

細かい所はいろいろあるのですが、大分長くなったので今日はここまでにします。
みなさま、素敵な週末を!!!

もも

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※近所の床屋さん。店の中に椰子の木が生えていて天井を突き抜けているのです。
あえて木は切らずに建物を建てちゃうセンスがナイス。