クラブワールドカップ 2018 UAE 🇦🇪


クラブ世界一の決める大会も無事に閉幕し今年もヨーロッパ王者『レアル・マドリード』が開催国王者アルアインを4-1で下し大会史上初となる3連覇を達成。



この大会に出場するクラブは各大陸の王者となりそれまでに激闘を繰り返して上り詰めたトーナメント戦で今年は鹿島アントラーズがアジア王者となり北中米カリブ王者のグアダラハラに逆転勝利を収め準決勝でリベンジとなるレアル・マドリードとの対戦が実現となりました!


鹿島のリベンジとならず惜しくも敗退しましたが個の能力、個の力の差をまじまじと感じさせられた試合となり鹿島にもチャンスはありましたが決定力不足の一言では語れない試合になったと思います。


3位決定戦では南米王者の『リバープレート』と対決しこの大会に出場したヨーロッパ、南米王者と対決するカードは日本サッカーにおいてもクラブの歴史として貴重な大会となりこの3位決定戦でも相手チームに対しては0-4と歯が立たずことごとくポストにも嫌われ1点の重みを感じた試合になりました。



南米王者リバープレートも予想をしない開催国王者『アルアイン』に勢いのまま持ってかれた試合となりリベルタドーレス2ndレグをあのボカジュニアーズに勝利していながら思うようなサッカーをさせてもらえずクラブの歴史と選手の層で言えば明らかに違いがあるだけにまさにジャイアントキリングが起きました!


決勝では開催国王者アルアイン対レアル・マドリードの対決となりましたが前半は果敢に攻めるアルアインがレアル・マドリードのDF陣を翻弄させる攻撃で得点シーンもかなりエキサイトした試合でした。


後半に入ると前半の修正点をすぐ克服しものもとしないパスワークでアルアインを圧倒。


コーナーキックからフィニッシュまでの質の高さ、シュートを放てば枠への確率の高さ、ゲームコントロールと完全に攻略をされてしまったアルアインも歯が立たずダメ押しの4点目が決まり試合終了。



最後まで諦めず挑戦するアルアインも素晴らしく唯一日本人として中東アルアインで活躍する塩谷のゴールが観れたのも素晴らしいし今大会のクラブ全得点に絡んだカイオは大活躍!!



試合後の取材でも全て日本語で受け流暢すぎて驚きました。


またこの大会から新たなステップ、世界の舞台で活躍する選手が生まれ世界が注目する大会には出場した全クラブ、全ての選手にチャンスがありサッカーは夢があるなぁと改めて感じた大会となりました。


特にカイオはすでにポルトガルリーグの強豪『ポルト』が興味を持ち年俸1億5千万を提示。


ブラジルでは身長が理由でセレクションを受けたクラブからクビを宣告されてきた一人の若者が選んだ新天地は日本の高校サッカー!


高校サッカーを経験した一人の若きサッカー選手が世界へ羽ばたきこれからの活躍に期待が高まります。



閉幕をすればあっという間!


アルアインとアブダビに合計14日間の滞在でしたが個人的には今年も見どころ満載の大会となり何よりもたくさんの出会いと再会があり思い出深い大会となりました。



アブダビのサッカー熱はまだまだ続きこの大会の後に1月からアジアカップ2019アブダビが開催されます。


日本代表の活躍も期待が高まりアジアカップでどんなサッカーを見せてくれるのか2019年もサッカーが盛り上がる一年になりそうです。