ブラジルW杯が終わりザッケローニ監督が解任。

そして新たな指揮官として日本代表の監督に就任したのはメキシコ人、ハビエル・アギーレだった。

就任してすぐウルグアイやホンジュラス、オーストラリアなどとトレーニングマッチを行い新戦力を試す為、初招集も多かった。

そんな中、アギーレ監督にリーガでの八百長問題の疑惑が掛けられた。

八百長への関与は否定するもこの報道で国民、サポーターの期待は大きく揺れた。

メディアの報道も集中攻撃をするかのごとくアギーレ八百長!と大きく取り上げた。

しかし、まだ疑惑でありハッキリしたことが分かるまではかなりの時間がかかりアギーレ監督以外にも八百長に関与したとされている関係者は40人。

もう、この頃から不運が続いていたことは確かだし不透明なまま監督を続けるにはメンタル的にもかなり辛い状況だったのではないかと思う。

2015年に年が変わり日本代表はアジアカップに挑んだ。

結果は期待を下回る準々決勝敗退。

まず、先にアギーレ解任の噂が流れたが協会は解任を否定。

解任にするタイミングも判断力の一つ。

恐らく、メキシコやヨーロッパでも結果を経ての解任はあったに違いない。

日本人文化が時に裏目に出るときがある。

それは責任のなすりつけあい、又は馴れ合い。

見て見ぬふり。

監督を就任させた人の責任は?

日本サッカーは何を目指している?

明確な目標がW杯優勝だとすればそれは個人的な意見だけどとてもあさはかだと思う。

まずは育成の環境と指導者の質を上げるしかないのでは?

育ててそして10年後の未来に期待をお金を掛けていくべきだと思う。

そうして強豪他国は選手を育てている。

この契約解除に国民は納得していると思う。

その反面、国民、サポーターの不安と不満が募るのは協会であることは間違いない。

同じことの繰り返し?

これではサッカー強豪国になれないし目指す道が分からない。

どこに向かうのか?

それを具体的に示してほしい。

アギーレ監督の契約解除はとても残念だがメキシコサッカーを少しでも認知してもらえたことは嬉しい。

半年と短い期間だったけど会った時はお疲れ様と一言伝えたいと思います。