コロンビアに4-1で負けた。

負けてしまったよ。

これで日本代表の2014年W杯が今日で終わりました。

日本国民の期待を背負って挑んだブラジルワールドカップ。

優勝を目指すという高い目標と志。

その発言に共感するかしないかは人様々。

しかしW杯は何が起きるか分からない。

南米開催のせいか今大会は南米勢の活躍が目立つ。

グループAでは開催国のブラジルとメキシコが既に決勝トーナメント進出を決め、グループDではイングランド・イタリア・ウルグアイと過去W杯優勝経験のある組に入ったコスタリカがグループ1位通過。共にウルグアイもイタリアを下し2位通過で決勝トーナメントに進出した。

2010年王者のスペインは選手層だけでも期待されタレント揃いのチームだった。

しかし期待以下の結果に終わるということは誰も予想していなかったと思う。

その中で全ての選手、出場国が自分たちのサッカーを表現、イメージしようとすることは百も承知。

だから分析があり攻略するための戦術を練る。

今回、日本代表の試合後の会見は「自分たちらしいサッカーが出来なかった」と口にしていたが対戦相手はその自分たちらしいサッカーを研究しているしそれをさせないために練習と準備を備える。

日本サッカーの日本らしいサッカーってなんだろう?

個人的な感想で纏めるとすればメキシコのようなパスサッカーが日本らしいサッカーと例えられるのではないか。

パスワークとスピードがあり走力というスタミナが日本の強み。

では、日本代表に何が欠けているか?

昔から課題とされている決定力。

それ以外、ないと思う。

どんなにパス回しが上手くてもゴールが決まらなければ試合には勝てない。

決定力を身に付けるためには若い頃から試される機会と指導者の勇気で変われるかもしれない。

もっと積極的に若手を起用してその可能性を引き出し選手が持つ才能を引き出し選手の価値最大化に結びつけることが大切だと思う。

今日の後半から途中交代したコロンビアのハメス・ロドリゲスは22歳。

ブラジル代表、ペレの後継者ネイマールも同じ22歳だ。

若き選手の決定力はどこでどのように培われたのか興味が深まるが彼らが持つ決定力は規格外。

これが次の4年後ロシアW杯を左右するとても大切な課題となると思う。

負けた分だけ成長して優勝という二文字に繋げるべく新たな4年に向けて日本代表を応援していきましう。