ロミオ➕ジュリエット
監督:バズ・ラーマン
原作:シェイクスピア
出演:レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ、ほか
シェイクスピア原作の名作を現代版として映画化。
パーティーで一目で恋に落ちた二人は、憎しみ合う家同士、いわばかたき。
許されざる間柄であるが、秘密裏に結婚。
結婚直後、一族の同士の争いのもつれから、ロミオはジュリエットのいとこを殺してしまう。
ロミオはベローナを追放され、ジュリエットは、父が決めた男との結婚を迫られる。それに従いたくないジュリエットは司祭に相談し、ある計画をもちかけられる。
それは、司祭の持つ薬によって仮死状態になったジュリエットの葬儀を行い、周りを欺く。秘密裏にロミオを呼び寄せ二人を逃す。
しかし、ジュリエットが本当に死んだとおもってしまったロミオが自害し、それを知ったジュリエットも彼の後を追う。
スタイリッシュで、蜷川実花を思わせるかのような毒々しい色彩ながら美しい画面構成。
パンクやロックを取り入れ、目にも耳にも刺激的な演出。
若い二人とラブシーンの美しさ。初々しさ。
古典をこんな形で楽しませてくれるのかと思わせてくれ、面白かった。
一方、詩を引用する台詞が多く、運命を呪うばかりで、自分でどうにかしようよ!殺す前に考えようよ!なんて突っ込んでしまいたくなる。
その辺は古典だから仕方ないのか?
面白くもあり、ちょっとかったるかったりもしてしまった。