ブレットトレイン

監督:デヴィット・リーチ

原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」

出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、真田広之、ほか


舞台は東京。

運び屋のレディバグは、殺し屋カーバーが腹痛のため代役として、新幹線の中にあるブリーフケースを回収するよう依頼される。

その列車に居合わせたのは、個性豊かな殺し屋たち。彼らは、ロシア人のホワイト・デスが殺された妻の復讐のために集められ、殺し合いが行われる。

そこにはホワイト・デスに家族を奪われたエルダーの息子も居合わせ、ホワイト・デスのむすめの策略によりエルダーも列車に乗り込む。

終点京都まで辿り着き助かったのは、レディバグとエルダー親子。ホワイト・デスは娘の仕掛けた銃によって殺され、娘も相棒みかんを失ったレモンによって殺され(みかんを殺したのは娘)、それぞれ復讐を果たす。

レディバグは代役を務めたことにより巻き添えを食ったが、なんとか生還する。


殺し合いだけど、コミカル。

オタク文化、電車の中ではお静かになど、外国から見た日本や日本人の描かれ方が笑ってしまうけれど、オーバーに演出しているのか?未だにこんな風に思われているのか?


大元は日本の小説で日本人の主人公でありながら白人俳優が演じることで(ホワイトウォッシング?)批判もあるらしいけれど、エンターテイメントとして面白い映画だと思った。

真田広之の武士的、侍的な存在感が光る。

最後にブラピのボス役で出てくるサンドラ・ブラックがまたすてき。