ルッキーはロッコブ、いや、六都の後ろ姿を見て。ロッコブ、今、どう思ってるんだろう。

って思った。いや、今日は店、オープンの記念パーティだぞ。

それどころか、わたすっっ。まさか、ロッコブちゃんたちの店にさそわれたの?!

ようかん屋…。は?!

キョロキョロしだした、ルッキーに気づいた、うーちゃんはどしたの??

と言った。

わたす。ようかん屋なのに…。お仕事できるかナ?

うーん。うーも。花屋さんのバイト…。

あー。そうか。とこぶ茶。常連さんがかなしむかナ?

うん。う。

あのね。ロッコブ!!こぶ茶!!ミ〜オ!!

うーね。ときどきこの店をのぞくよ。

うん。ありがとう!!また、待ってるよ。必ず来てね❣️

さぁ!食べよ!!焼きめし!!どうだ!!うまそだろ?

ルッキーちゃんもようかん差し入れに来るよ。また、遊ぼ!!

それにね。それにね。

おもしろい本があったら、持ってきてあげるね?

にっこりわらう、うーちゃんとルッキーちゃんだった。

よこでウインクしてこっちを見てるもーちゃん。

さぁ!食べよ!!この焼きめし!!どうだ!!うまそだろ?

必死だな。とミ〜オはにやっとした。

焼きめしにこだわるロッコブはなんだか、みんななつかしかったからだ。

 

ねぇ。ロッコブ…。ぼそっとこぶ茶は言った。

このブロッコリーは??

ああ。それね。そえたの。2個ずつ。

2個も?

うん。オレ、こぶ茶はいった。

このブロッコリーは??

ああ。それね。そえたの。2個ずつ。

2個も?

うん。オレ、こぶ茶にいってたかナ?ブロッコリーの精なんだ。

え??店長は目をまんまるくしていた。

さっきから、ロッコブ、ロッコブって言ってるけど…。

冗談じゃなかったの?

うん。実はオレ。あーちゃんっていう人のうさぎのロッコブなんだ。

それで、お友達だったの?ミ〜オが…。

うん。オレも知ってるよ…。ロッコブ…。よく、あーちゃんとみんなといっしょにいたうさぎだろ?

                            つづく