ロッコブはその日デリバリーしたポテトを1本1本食べていた。

人間ってこうなんだろ??

カクテルってのを買ってきたんだ!!

これにポテトをかき混ぜる棒として使って飲む!!

ありゃま、ポテトがふにゃふにゃに!!たべよっと。

まずっ。ひっくひっく。

それはそうと…。

実はその頃、よーこ達の家には、あーちゃん、ミキオ、もーちゃん、うーちゃん、

ミーオの他、こぶ茶、こむぎちゃんが住んでいました。

ルッキーは近くの和菓子屋で、ようかんをうっていました。

もーちゃんは目を覚ましました。となりで寝ていたうーちゃんも目を覚ましました。

ねぇ…。ロッコブ…ちゃん。帰ってくるう?

うーん。きっと、帰ってくるもー。

その時、こむぎちゃんはお茶を飲みに起きてきました。

眠い目をこすりながら、冷蔵庫の麦茶を飲むと、まだ眠い目をこすってこてんと寝てしまいました。

こぶ茶はそれを知っていましたが。

こむぎちゃんは内心さみしがっていることが、ひしひしと伝わってきました。

そして、こぶ茶はむしょーに元のうさぎ姿のロッコブに会いたくなりました。

                          つづく