ちょうど、ロッコブがいなくなった日だし…。

ロッ、ロッコブ…。答えてくれよ。ロッコブ?!

どこにいるんだい??みんなはなんとなく知ってるの?どう言うことなの?

いや…だからさ…。あーちゃんはため息をついた。

その、ファーストフード店のやつ…きっとロッコブだ!!

な!!そーなの?あ、そ。わかった。

よし。そのファーストフード店に毎日通うぞ…。

いや…その…な…。こぶ茶に聞いてくれ!!

ポン!!と肩をたたくあーちゃん。

なんだ。そーなの?

ミキオ…。なんか力になれそうなことは?だって人間になっちゃったんだろ??

ロッコブ…。

 

はっはっくしょん!!

ロッコブはハト時計を見た。

ハトは出てこなくてシーンとなっていた。

うーん。このハト時計め!!

そう思って、しょげかけた。

くしゃみ。=ハト時計のハトが出ている。

気がしたのになぁ〜〜。

はとくしょん!!

その時だった。

なんと、ハト時計がポッポーとなったのだ。

夜の1時だった。

ミキオ達はそろそろ寝息を立てて寝ている時刻だった。

ミキオはまぶたが少し閉じた時に急に目を覚ましたくなった。

ロッコブ!!もっともっと一緒にいたかった…。

もう2度とウサギのロッコブとして抱きしめられなかったらどうしよう…。

ああ…神様…。

ロッコブの部屋のハト時計がシーンとなった。

                      つづく