愛知県立芸術大学でのレクチャーコンサートまで、一週間を切りました。

facebookとInstagramで書いた文章のコピペですが、来週の講座の案内を再掲します。

2月13日(火)18:30~、母校である愛知県立芸術大学内の室内楽ホールにて、レクチャーコンサート【ロシアのクラシック音楽におけるロシア正教の影響】を行います。

私は2017-2020年と2021-2023年にモスクワ音楽院へ留学をしました。2回目の留学は、日露青年交流センターからの研究者派遣という形で実現したものでしたが、この際に同期として一緒にモスクワに渡った方(しかも同じ愛知出身!)が、ロシア正教の研究者でした。
彼女と頻繁に交流し、聖歌を学んで歌うクラスにも少し通ったりするうちに、ロシアのピアノ音楽(特にメトネル)とロシア正教との関連に強い興味を持つようになりました。
そのテーマに研究として本格的に着手するのはまだこれから少し先になると思うのですが、ひとまず現時点で皆さんにシェアしたい面白い知識や新情報を、たくさんの生演奏と共にお伝えしたいと思います!

 

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【プログラム】
チャイコフスキー:「子供のアルバム」作品39より  第1曲 "朝の祈り"  第24曲 "教会にて"
ラフマニノフ:断片 遺作
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番「幻想的絵画」作品5より 第4楽章「復活祭」
メトネル:主題と変奏 作品55
メトネル:ヴァイオリンソナタ第1番 作品21より 第3楽章
メトネル:ヴァイオリンソナタ第3番「エピカ」 作品57より 第3, 4楽章

 

当初音源を流す予定だったヴァイオリンソナタですが、日本国内のみならずヨーロッパやアフリカでも活躍されている先輩ヴァイオリニスト、江頭摩耶さんのご協力で実演できることになりました!

 


企画の小林聡羅教授(作曲)から、「江頭さんが弾いてくださるかも」と連絡をいただいたのが1月8日。抜粋とはいえ、超複雑な大曲「エピカ」を1ヶ月でやるのはかなりキツイ(笑)(笑)んですが、いい感じに仕上がってきました。ぜひ、多くの方に聴いていただきたいです。

 

入場無料・予約不要なので、どなたでもお気軽にいらしてください!お待ちしております。