今年はラフマニノフ生誕150周年。ということで、どこもかしこもラフマニノフ祭り。
もともと大人気の作曲家なので、特に記念イヤーでなくても「オールラフマニノフリサイタル」などを国内外で見かけることは珍しくありませんが、150年という区切りのいい年、しかも彼の故郷ロシアでとなると、もう毎日のようにいたるところでラフマニノフ関連イベントが被りまくっています。
ロシア国立音楽博物館では、2日間にわたってラフマニノフシンポジウムも開催されました。
直接聞きに行きたかったのですが、最近やたら忙しく疲労が溜まっていて出かける元気がなく......泣
でもありがたいことに全部配信が残っています。
で、一昨日4月1日が、まさに彼の150歳ちょうどのお誕生日その当日だったわけです。
モスクワ音楽院には4つのホールがありますが、そのすべてのホールで異なるラフマニノフプログラムが予定されていました。
私は、日本ではまずほとんど聴くチャンスがないと思われるリトゥルギア(『聖金口イオアン聖体礼儀』)を聴きたくてホールに行ったのですが、残念ながら満員で入れませんでした。
ちなみに、席が余っている場合、モスクワ音楽院生は学生証を見せれば無料で聴くことができます。
ということで大ホールに移動し、合唱交響曲『鐘』とピアノ協奏曲第3番を聴くことにしました。こちらにはなんとか入れました。
この大ホールは観光地化しているので、開演前や休憩時間には写真撮影をする人がいっぱいです。
私も友達に撮ってもらいました。
チャイコフスキーコンクールのピアノ部門の会場となっているのもこの大ホールです。
6月に開催される予定ですが、なんとエントリー期間がちょっと延びたみたいですね。(4月16日まで)
あまり申し込みが集まっていないんでしょうか。