ゴッホといえば黄色や
狂気を感じるようなうねりイメージだけど
実はこんな穏やかな絵も描いていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230217/20/momosachi1015/ff/24/p/o1014077215244413807.png?caw=800)
緑色は第四チャクラの色。
第四チャクラはハートのチャクラ。
抑えられた感情の解放や
それらを慈悲に変える働き。
このチャクラが開かれると
自分や他人への無条件の愛に目覚める。
バランスが崩れると
自分を価値のないものと思ってしまう、
短気で心が狭くなる、
心の扉を閉ざす、
人間関係のトラブル、
孤独を感じるといった状態になる。
どこかゴッホ自身、ゴッホの人生を
イメージさせる。
この絵を見るまでは
ゴッホは第三チャクラがテーマの
人生かと思っていたけど、
愛を与える、受けとる、
自分を愛するという
第四チャクラがテーマだったのかなと思う。
(第三チャクラは自尊心、
自分とは何かというもの)
「与えようとばかりして、
貰おうとはしなかった。
なんと愚かな、間違った、誇張された、
高慢な、短気な恋愛ではなかったか。
ただ相手に与えるだけではいけない。
相手から貰わなくては」
ゴッホが『薔薇』の絵を描いたのは
耳切り事件の後、
サン=レミの療養所から退院する
少し前に描かれたもの。
度々発作を起こしていたけど、
調子がいいときは庭に出たり
絵を描いて過ごしており、
この頃に多くの名作が描かれている。
ゴッホは浮世絵から
多くのインスピレーションを受けており、
「日本が我々に教えてくれるのは、
ほとんど新しい宗教のようなものだ。
とてもシンプルで
まるで彼ら自身が花々であるかのように
自然の中で生きている」
サン=レミは自然が豊かな所だそうで、
緑が多い自然の中で過ごすことは
第四チャクラを活性化させる。
ゴッホは自然と一体となることで
自身の中でも調和が
生まれたのではないかと思う。
一方通行ではなく循環する
自然の営みの中で、
一種の悟りのような…
癇癪持ちで気難しい性格が災いして
多くの失敗や挫折を味わったゴッホ。
かつては聖職者になろうとしていたが
その性格ゆえに危険視され…
遠回りをしたけれど、
ゴッホは絵を通して神の愛を見つけ出す
聖職者になったかのよう。
「舗装された道はたしかに歩くのは楽だ。
しかしそこには花は咲かない」
※「」の中の言葉はゴッホのもの