これは日本のホロスコープ。



赤い二重線があるところが1ハウス。

本日は3ハウスのお話。
3ハウスは隣国を表します。
日本のホロスコープの3ハウスには
ラーフが腰を据えております。
ラーフは実際の惑星ではなく、
月の軌道と太陽の軌道の交点。

神話では、天界の神々だけが
飲むことを許されている
不死の甘露アムリタを
こっそりと飲んだ悪い竜が
ヴィシュヌ神によって
胴体を頭と尻尾の二つに
断ち切った時の
頭と尻尾の話として
ラーフとケートゥを説明。

不死の水を飲んだものだから
竜は切られても死なない。
頭の方(ラーフ)は
もっと欲しいもっと欲しいと
求めてやまない。
だから飽くなき欲求を意味し、
尻尾は飲み食いできないから
禁欲主義となる。
ホロスコープでラーフがあるハウスは
欲が向かうところ、
ケートゥがあるハウスは
欲がないところ。

ラーフの象意は
物質主義、快楽主義、
突発的な出来事、
既存の社会秩序からはみ出る、
間違った理論、
向こう見ず、
一か八かの行動。

これがお隣さん…
日本海を挟んでお隣さん…

あの国も、あの国も、あの国も…
ラーフ。