何をするにしても、

全身全霊をこめてなすべきだ。

納得のできるいい結果を

生み出すためにではなく、

自分自身を

ないがしろにしないためだ。

全力で行わなかったり、

ところどころ

手を抜いたり、

いいかげんに行なって

放置したりするのは、

結局のところ、

自分の行為をバカにすることだ。

それでは、自分のすることに

価値も意味も持てなくなる。

それは、自分を緩慢に

殺していくことに等しい。

(ニーチェ『偶像の黄昏』より)




ワンドのペイジは
やる気になっていること。
旅立ちを高らかに宣言している。
正位置では
夢に向かって順調に歩き出すこと、
逆位置では
有言不実行、反骨心。

ペンタクルのペイジは
正位置では
物事に真剣に取り組むこと、
逆位置では
無駄に時間を浪費していること。

ペイジは
見習いの少年。
始まりの象徴。

初心忘るべからず。