2 情報収集

消化器内科クリニックが明後日9/28の朝9時に予約を入れて紹介状を書いてくれたので
行ってみるしかないと観念。病院に行きたくなくてもあの痛みを経験してしまうと仕方ない。

ところで胆嚢摘出って何をするのか、何日ぐらいかかるのか、費用はいくらか。
まずは情報収集だ。ネットで「胆嚢摘出、胆石」で検索。
するとお医者さんの胆嚢摘出の記事や胆嚢摘出手術体験記ブログがいくつもヒット。
おお、大変参考になります。ありがとうございます。

いくつかの体験記ブログで自分が手術前にブログを読んで参考になった御礼に自分もブログを書いたとあり、これは自分も見習わなければと思う。
ブログか、もう何年もやってないけどこの感謝のバトンリレーは渡したいもの。
療養中ヒマな時にやろうかな。

胆嚢摘出手術のブログをいくつか読んでみたら、平均5日間ぐらい入院、費用はだいたい15万円ぐらいらしい。

保険の「限度額適用認定証」というものがあることも知り、市役所のHPで調べてみる。
なるほど事前申請により後から払い戻しの手間が省けるし、これは便利。
ただ月毎に締めるので入院期間は月をまたがない方がいいのか。

胆嚢摘出手術体験記は人様々だったが、色んな痛みや、入院の不安、対処法、あったら良かったグッズなど色々参考にさせていただいた。
腹腔鏡手術というのは以前テレビで見たことがあるが、まさか自分がやることになるかもとは。
単孔式内視鏡手術というのもあるらしい。医学の進歩バンザイ。

そんな中で日帰り手術で胆嚢摘出手術ができるクリニックがいくつか出てきた。
東京、横浜、名古屋、福岡など大都市ではそんなに簡単にできてしまうらしい。
傷は一ヶ所だけ、おまけに入院期間が短くなるのは素晴らしい。費用も助かるし。
遠距離でも手術をしに行ってもいいかもといくつかクリニックを調べてみる。

ただ、胆石があるだけではなく私のように痛みの症状が出てしまったら、術後の回復を病院ではなくホテルと長距離移動というのは何かあった時にリスクがあるようだ。
やはり地元で家族がいて、自転車で行ける病院の方が入院期間が長くても安全かと日帰り手術を諦めることに。

でもいいなあ、日帰り手術って。こういう時、地方の悲哀を感じる。


3 総合病院へ

2022年 9/28、父の入院以来30年ぶりに来た総合病院。

案の定人がわんさかいて、紹介状受付をして、番号をもらう。
この番号で今日は呼ばれるらしい。個人情報とかなにか理由があって番号になったんだろうか。
でも番号忘れそうなんだけど。

まず総合相談の問診で症状を話し、消化器内科受付へ。
そこのロビーは座る場所がギリギリなぐらい人だらけ。総合病院だもんなあ。
こりゃ3時間待ちかなと思いながら、ネットで胆嚢摘出の記事を読みながら待っていた。

朝から飲まず食わずなのも消化器内科クリニックから数えて直近で3回目でだいぶ慣れてきたし、先週は食欲不振だったので胃が小さくなったようで、案外待ち時間は早く感じた。
それでも2時間待って、ようやく私の番号が表示された。

中に入っていくと、まだ若そうなお医者さんが。
紹介状を見ながら「お待たせしました」と言ってくれた。

確かに待ったが、医者の方はずっと患者が入れ代わりたちかわりだったわけで、それでもお待たせしましたと言えるのはすごいなと思った。

問診は案外淡々と進み、初診なんだけど、もうクリニックで一通り検査しているので、手術を前提に必要な検査をしていく手順のような感じだった。

手術のやり方、危険性、対処法、入院日数などを図を描きながら説明され、今日これからする検査と、予約を入れてやる検査、次の診察の予約をその場で入れていく。

仕事のシフトを見ながらMRI検査、CT検査、再診察の予約を入れてもらい、検査予定表と病院内の地図を渡され、検査室へと移動していった。

血液検査、放射線検査、エコー検査、心電図、尿検査、薬局で薬相談。
総合病院なので流石に広く色々歩き回って、終わったのは15時だった。

朝から飲まず食わずで流石に疲れた。