妊娠してから、
たくさんの人に守られていると
実感する機会が増えました。    


マタニティマークについて、
私なりの考えを勝手に綴りました。

※ご興味のない方は
長いのでスルーしてください。



妊婦の🤰象徴でもあるマタニティマーク。

マタニティマークを付けることに
躊躇する方も少なくないと思います。

私自身、不妊治療中に
妊婦さんやマタニティマークを見ると
羨ましいと感じることもあったし、
自分は一生無縁なんじゃないか
と不安に思うこともありました。




一度、電車で辛そう?にされている方がいて
お腹が大きいのか、
そうではないのかわからず、
席を譲るか悩んだことがありました。

妊婦マークがカバンに付いてないのか
チェックしましたが
結局分からずじまいにおわりました。

(若い方に先を譲る行為はなかなかハードルが、高いと感じてました。)




そして、自分が妊婦になったとき。

夫につけたほうがいい、
と言われたこともありましたが、
私自身も、周りの友人・知人には
絶対につけたほうがいい!と
説得している側だったので、
つけることにしていました。

流石にポンポコリンになり過ぎてからは
つける機会は減りましたが、

私は妊娠初期の、妊娠が人から分かりづらいときほど、付けるべきだと思います。



なぜなら妊娠中は
自分だけの力ではどうにも
ならないことがたくさんあるから。

周りの人の助けを借りないと
いけないこともあるから。


特に、満員電車は本当に辛い。
匂い、揺れ、人混み。

どんなに気をつけても
気をつけようがないこともあります。


以下、私自身の体験談です。





まだ妊娠初期のころ。
朝の通勤時に、男子高校生の優しさに救われたことがありました。



混んだ車内でリュックサックの人にお腹を
グググっと押されてしまい
思わずお腹を庇うような仕草になった場面がありました。

おーよかった、と思いお腹をさすっていると
その動きに気づいてくれた近くの男子高校生が
駅につくたび、私に
空いた席を教えてくれました。

残念ながら、
その席は別の人が座ってしまうのですが
懲りずに「あ、あそこあいてます!」
と、懸命にあいている席をさがしてくれました。

なんて良い子なんやぁー
と涙目になったのは言うまでもありません。


そのほかにも、
妊娠初期に席を譲っていただいて
はじめての経験に戸惑い、
失礼にも「大丈夫です」
とお断りしてしまったこともありました。


今思い出しても失礼な行為だったと
反省してしまいます。

どちらの時も全くおなかが膨らんでいないとき
だったので、
マタニティマークのおかげだと思います。




妊婦になると、
周りの人に迷惑かけちゃいけない!
という思いが強くなり
自分1人で頑張らなくちゃ!という考えが強くなる気がします。

もちろん助けてもらって当たり前、
妊婦に席を譲るべきだ!
と思っているわけではありません。


ですが、今、自分が1番に守るべきものは
お腹の命。自分の体。

今の自分は守られる側の立場であることを
自覚するのとしないのでは
気持ちも行動も変わってくると思うのです。


誰かに支えられて、守られていることに
感謝して、甘えることも大切なのだと
考え方が変わりました。

そして、その感謝の思いを忘れずに
次は自分が誰かの支えになれると良いな
と思うのです。

私も自分が妊婦になるまで
こんなに疲れやすく、立ちっぱなしがきついとは知りませんでした。

席を譲ってもらうことがこんなに嬉しいとは
気づきませんでした。

そして、人の優しさや心遣いでこんなにも気持ちが温かくなり、泣きそうになることも知りませんでした。




これからは
母として子を守る立場。

マタニティマークを通して
いろんなことを考えた私でした。


長々とお読み頂き、
ありがとうございました