いつか訪れたいと思っていた五島列島。
念願叶って夫と3泊４日の旅をしてきました。
まず一日目、朝早くに新大阪を出発し
新幹線を乗り継いで、長崎駅へ到着です。
天気予報では台風の影響で
大雨を予想していましたが
西に向かうにつれ、晴れ模様になり
うれしい驚きです
まず、長崎駅から徒歩１０分ほどの
日本二十六聖人記念館を訪れました。
豊臣秀吉の禁教令後、初めて処刑された
２６人の殉教者列聖百周年の１９６２年に
処刑の場所となった西坂の丘に建立され、
巡礼の地となっています。
ローマ法王もお二人訪れていらっしゃいます。
記念館は聖フランシスコ・ザビエルの渡来からの
日本でのキリシタン文化
禁教令の時代の隠れキリシタンなどの
貴重な資料が多数展示されています。
隣接する聖フィリッポ西坂教会とともに
ガウディを日本に紹介した建築家今井兼次氏
の設計です。
聖フィリッポ西坂教会
聖フィリッポ教会では､案内の男性の方が
とても丁寧に教会のことを説明してくださいました。
ガイドブックには記されていないことばかりで
とても貴重なお話でした。
本物のガウディ、見たことないけれど
どことなく似ていませんか？
長崎は焼き物の町。
陶器の破片が教会の塔の外壁に使われているのが
すてきですね。
次に向かったのは長崎駅から徒歩数分の
中町教会です。
カトリック中町教会
中町教会はキリシタン大名大村純忠ゆかりの
大村藩屋敷の跡地に建てられており
原爆で消失後、再建されています。
藩邸の名残の石積みの塀にかこまれた
白亜の美しい教会でした。
最後にタクシーで浦上天主堂を
訪れました。
浦上天主堂
浦上天主堂のアンゼラスの鐘は
原爆後、がれきの中から発見され
その年のクリスマスには
３本の丸太を組んだ急造の鐘楼につるされ
荒野となった浦上に響いたそうです。
永井隆博士の歌とともに知られ
「長崎の鐘」とよばれるようになりました。
教会庭の片隅にある３体の像
被曝の痕をのこしています
一日目の教会巡りは､長崎とキリスト教の
深い結びつき、そして原爆投下の町であることを
重く受け止めた日になりました。
夕食は長崎の町をぶらぶら歩いて
中華の桃林へうかがいました。
長崎の夜景も一望できるお店です。
コースで頂きましたが
料理が進むにつれ、
おいしさが増していくようなお店でした。
（夜景もすばらしかったです
）
長崎での宿泊はヒルトン長崎です。
長崎の丘が一面に広がる大きな窓が
とてもよかったです。
そして、宿泊客は大浴場とサウナが使えるので
（大きなお風呂につかるのは気持ちいいですね
）
よく歩いた一日の疲れもとれて
二日目を迎えました。
セシリアピアノ教室より
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