塩狩峠 三浦綾子 | リラックマ大好き☆ももりん♪とゆかいな仲間達

塩狩峠 三浦綾子

お疲れ様です。 にっこり

やっと夏休みを明日に迎えたので、ウキウキ気分のももりん♪です。
あ・・・まだ夏休みじゃない方、夏休み返上でお仕事頑張っている皆さんすみません。
うかれてしまって。(反省・・・。)・・・・・

休みの間、大好きな本でも、じっくり読んでみようかなぁ~。
帰りに本屋で、十冊くらい買い込んで帰るつもりです。(てへっ)

本って、例えば「どんな話だった?」って聞かれて、あらすじさえ言ってしまえばある意味、起承転結で、「こうなってね~結果こうなったよ」で終わってしまうんですよね。

でも、ほんとは本の中に本当に作者が言いたかったこと、考え方、訴える何か、読者に見せたい風景や情景とかが、話の内容が進んでいく中でたくさんたくさん詰め込まれていて、その言葉をひとつひとつ拾いながら読めば、作者の代弁として登場人物が言った内容や、比喩してる事や、情景などからいろいろな事を学び、得ることが多々あります。

人生にとって180度考え方を変える事だって可能な程ね。

見逃しちゃーならないのがよく読んでる途中で、「ここ線を引いておきたい!」ような場面や、「この場面、絶対わすれないぞ!」みたいな場所が随所に散りばめられている部分です。

自分では、体験出来なかったことも本の中で自分と同化して、(完全にとは言いませんが)疑似体験することだって可能だと思います。

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前、一度ブログに書いたのですが、私は小学校4年くらいから中学校2年生くらいまで、親の薦めで兄弟そろって電車に乗って毎週日曜日にプロテスタントの教会に通っていました。

もともと、本を読むのが大好きだった私ですが・・・

(ってかよく「勉強しなさい!」と親に言われるとささーっと自分の部屋に入って、教科書とノートと筆記用具を机に上手に並べて、いかにも「勉強してますぅー」って格好だけして、実は机の下に本を隠し持ってて、いつまでもいつまでも机の下向いて、読みふけっていたのは・・・私です。うふふ。)

「日本昔話全集」をはじめ、シンデレラ・白雪姫などの「世界のおとぎ話全集」ピノキオ、長靴をはいた猫、はだかの王様、おうさまの耳はロバの耳などの「世界の昔話全集」は、とっても分厚かったのですが、なんどもなんども何度も・・・

読んでボロボロになった覚えがあります。

そうそう。幼稚園の年中さんくらいの時の記憶ですが、弟が生まれる時におばあちゃんちに預けられたとき、その「日本昔話全集」(絵がなくて字ばっかりだったと思います。)を持って行き、何度も

「これ読んで。これ読んで。」

とお願いしてくっついてまわり、最後にはめちゃくちゃ嫌がられた記憶があります。(うふふ。)

丁度、小学校4年生位に江戸川乱歩シリーズや伝記ものシリーズ、ファーブル昆虫記、シートン動物記、「星新一」の本、「もっと素敵にジャパネスク」シリーズなどにはまってた頃・・・。

教会にも聖書はもちろん本がたくさん並んでいて、借りてもよかったのでいろいろ物色して最初に手にした本が・・・

「ライオンと魔女」(もう、今ではナルニア国物語として映画で有名になってしまったのですが、この本も感動的で今でも大大大好きな本です。)

そして、忘れもしない衝撃的な出逢いだったのが、三浦綾子さんの「塩狩峠」です。

読んでる途中で涙がぼとぼと落ちてきて止まらなくなって、全然目の前が見えなくなったのを覚えています。

読み終わった後しばらくは、「生きているという自分自身が一体何なのか」見えなくなってしまったのも覚えています。

三浦綾子さんは、もう既に今はこの世にはいらっしゃいません。

私が本を手にした当時は生存されていましたが。。。

結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など度重なる病魔と闘いながらもクリスチャンとして洗礼を受け数々のすばらしい作品を執筆されました。

実は、北海道、特に旭川あたりを舞台に書かれている作品が多く、テレビドラマや映画で有名な「氷点」、「積み木くずし」と言えば多分「ああ」と知ってる方も多いでしょう。

その作者が三浦綾子さんです。

そのあとずっと新刊が出る度に買って読んだので、多分・・・。三浦綾子さんの作品は全部読んだと思います。

「塩狩峠」は当時の私にとっては字が多くて内容もちょっと「難しいかなぁ。」と思いつつ読み始めたのを覚えています。

 本棚にそれこそ図書館のように沢山の本がずらーっと並んでいる中から、何故かスーッと吸い寄せられるようにその本を手にしたのも今でも覚えています。

もしかしたら、神様のお導きだったのかもしれませんね。。。

 「人がその友のためにいのちを捨てるという、

  これよりも大きな愛はだれも持っていません

                       (ヨハネの福音書15章13節)

「生きる」とはどういう事なのか、

「本当の愛」とは何を意味するのか、

「命の犠牲」とは何か?

自ずと本が訴え、教えてくれるはずです。

内容は・・・ネタバレになるのであえて書きません。

でも、ここまでブログを読んで下さった方がいたのなら、是非あなたに読んでみてほしい1冊です。

その後、今現在に至るまで、この「塩狩峠」の本を多分3冊は確実に買って持っていると思います。

「え・・・?何で???」って? 。」がびょーん


何年か経ってまた読み返したくなった時に、前もっていた本が見つからなくて、又同じ本を買うからです。。。(うふふっ。)

ってか、ばか。。。・・・・・

ぴぐで大の仲良しまあくんに、会話の中で先日この本の話を一生懸命語ったら、本当に「買って読み始めたよ」って言ってくれました。

------ それって、なんだかすっごくうれしかったぁ。------

で、まあくんに薦められた本も買って読んでみました。きらきら

恩田 陸さんの「夜のピクニック」
瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」「卵の緒」などなど。

この本も出逢って良かったぁ~と思える本達です。
(もう読んじゃいましたので、また紹介しますね~。)


・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。 お ま け .:*・*:゜・*:.。. .。.:*・

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江戸時代の川べりでゆっくり楽しいおしゃべりしたり、花火もしましたよ。「真っ暗だったらもっと綺麗なのにねぇ。」

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ふたりとも、ナイショでお話ししてたら、知らない間にピグさんがネムネム 。。。

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寝てるのを更に放置してると、二人ともお部屋に強制送還~!されました。あははっ。(笑)


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