●ポスティング中の出来事
こんにちは!板橋真桜です。
今日は、お教室のチラシをポスティングしているときに出会った小学生のことを書いてみようと思います。
何気ない、日常の記事で、お教室にはあまり関係がないので、お教室のことが知りたくてきて下さった方は、回れ右して他の記事を読まれて下さいね(笑)
先日、いつものようにお教室のチラシをポスティングしていると、小学生の男の子と目が合いました。3〜4年生くらいでしょうか。
「こんにちは!」と大きな声で挨拶をしてくれ、思わず歩き疲れた頬も緩み、「こんにちは!」と挨拶を返しました。
彼は私のチラシの束に目をやると、「何してるんですか?」と問いかけてきました。
「チラシ配ってるんだよ。ピアノの先生してるの。よかったら遊びに来てね!」
そう言ってチラシを一枚渡すと、
「へえ〜そうなんですね。まぁ行くかは分かんないけど。。。」
と忌憚のない意見を言いながら(笑)、今日はお母さんがおうちにいなくて悲しいこと、お父さんと何を話せばいいか分からないこと、オススメのピアノYouTuberのことなど、たくさんのことを話してくれました。
小学校3〜4年生くらいの子って、面白いんだな〜と思いました。
「お父さんと何を話せばいいか分からない」なんて、なんだか大人っぽい悩みだな、中高生みたい、と思いきや、「お母さんがいなくて寂しい」なんて、幼稚園生のようなことも、素直に話してくれるのです。
大人と子どもの両面を持ち合わせているからこそ、子どもなんだなと思いながら聞いていました。
大人同士の会話というのは、ある程度の線というか、会話のやり取りは決まっていて、予測ができます。
でも子どもが相手だと、会話の予測ができないのが、本当に面白い。ポスティング中に出会った彼もそうですし、うちの長女も、私の前で「娘」と「母」の顔が、ころころと入れ替わります。
「母」をしてみたい時、長女は私を「真桜ちゃん」と呼び、色々と身の回りのお世話をやいてくれます。
「娘」に戻って甘えたい時、彼女は私のことを「ママ」と呼び、何をするにも「(パパじゃなくて)ママがいいの!」と譲らず、些細なことを「ママお手伝いして!」と頼んできます。
例えば大人寄りの人間か?子ども寄りの人間か?と聞かれたとしたら、私は自身のことを「子ども寄りの人間」だなあと思っています。
子どもに向けられたようなコンテンツに、真摯に心動かされ、感動するからです。
また、子どもの頃のことや感じていた気持ちを、人一倍覚えているし、それをそのまま持ち続けている方なんだな、と思うことも多いです。
でももちろん、それなりの年数を生きてきましたので、大人としての分別や常識もあります。
だからこそ、子ども達の気持ちに共感し、寄り添える、対等な関係の先生でいたいと、いつも思っています。
「ピアノを学びたい」と思う子ども達と、「ピアノを教えたい、知ってほしい」と思う私の気持ちは、いつも同じもの、対等で甲乙つけられないものだと、思っています。
そして、お教室に来てくれる子ども達には、だからこそ、本当に感謝しています。
更に言うと、大切なお子さんを預けて下さる保護者様には、もっと感謝しています。
人間が子どもでいられる時期は、短いです。子育ての期間なんて、あっという間に終わってしまいます。その貴重な時期の例えほんの一時だとしても、私の教室に子ども達を通わせてくれることは、奇跡の様な幸福なことだと、大袈裟でなくいつも感じています。
お教室に来て下さるお母様は、いつも下の名前でお呼びさせて頂いているのですが、そこには上記のような気持ちがあります。
話がかなり逸れましたが(笑)、ポスティングの道端で子どもと話す、という場面もなかなかなく、とても印象深い体験となりました。
また会えないかな、来てくれないかな〜なんて思うわけですが、「来るかは分かんない」そうなので、その子に教えてもらったYouTuberを聴きながら、新しい人をこうして知れたことに、ありがとうの気持ちを捧げます。たくさんお話してくれて、ありがとう。
教室には、長町、栗生、東中田などから生徒さんが通ってくださっています。
6月0~3歳対象リトミック開講予定!