えーと、前回の続きです。
緊急搬送されてきて、まず最初の試練。
「点滴」&「採血」
自分、血管が無いんですよ…。
いや、あるけど、看護師泣かせなんですよ…。
実際に泣くのは自分だけど。
一度でスッと刺さることは、まず無いですね。
今回も何回刺された事か・・・。
でもたまに神業的にうまい人っているんですよね。
とりあえず最初からその人呼んでほしいって、いつも思います。
ワガママちゃん。
で、CTやらレントゲンやらなにやらいろいろやってもらって、
あっという間に夜です。
退院したばかりで呼び出された夫氏は、何時間待っているのでしょうか。
すでに夕飯の時間は過ぎている事は、腹時計が知らせてくれます。
(どんな状態でも腹が空く人)
そしてやっと医師の登場。ちな、ここで初めて夫氏と対面。
「腎臓の数値が不味いので、すぐにステント留置術を行います。」
うわ、やべー痛いヤツじゃん!
それも左右に1本ずつ、計2本を尿道から?
もう死。死ですわ。
昔の記憶が甦る。
初めてのステント留置。ステントを取り出すために出ていた紐を
間違って引っ張らないようにと言われていたのに、
よりによって看護師に間違って引っ張られてしまい、
再度手術して痛みで泣いた事を。。。(手術代が倍になったのも痛い…)
しかし今は一刻の猶予もない。
手術の説明を聞くと「原則は腰椎麻酔だが、女性は鎮静剤や鎮痛剤のみで行う」と。
いやそれ絶対無理やん…!
すると医師は私の絶望的表情から「静脈麻酔」の使用をお勧めしてきた。
私は「全身麻酔」がええねんけど…と思ったけど、なにぶん緊急手術なので
致し方なし。
ちな、尿管ステント留置の方法を記録しておく。↓
●麻酔については前述。
●砕石位(婦人科の診察の時の体位ね)で、外尿道口から内視鏡を入れ、まず
膀胱内を観察。留置する側の尿管口(尿の出てくる穴)から、
ガイドワイヤー(細くて柔らかい管…らしい)を腎臓まで入れていく。
この際、X線画像を見ながら 位置確認。続いて、尿管カテーテルをガイドワイヤーに
かぶせるかたちで、留置する。
(体内に留置するタイプと体外に片方を出すタイプがあるらしい。私は体内。)
最後に膀胱にカテーテルを留置して終了。
とまぁ、以上のようになっております。
そして車いすで手術室へ。
結構な人数がいてビビる。
手術台に上がり、モニターやらなんやら繋げられてM字開脚!
恥ずかしいとか思ってるうちにウトウトしてくる。静脈麻酔グッジョブ!
しかしウトウトはしていても、身体は正直で(記憶に無いが)
痛さで暴れて?いたらしい。
複数の医師の「これは無理ですね…」「無理ですね…」の言葉だけ覚えている。
結局そのままでは手術出来ずに、全身麻酔に変更されたらしい。
次に気が付いたときは「手術終わりましたよ~。旦那さん帰っちゃうけど良い~?」
という看護師の声。とりあえず頷く私。。。
ずっと上を向いて寝ていたので、寝返りを打ちたいけど、
点滴とカテーテルが煩わしくて、うまく動けない。
しょうがないのでそのまま眠るのであった。。。
(まだ続くよ!)