おはようございます
私自身が実際にやってみた教材の紹介です。
ご参考になれば幸いです。
『英文法入門10題ドリル』
田中健一(駿台文庫)
文型の前段階として,英語の基礎となる語順から学べます。英語があまり得意でない高校生,比較的得意な中学2・3年生におすすめです。何よりも安いのがいいところ。
目次を見てみましょう。
(駿台文庫HPより拝借)
20講しかないので,毎日1講(約30分)ずつしても,3週間あれば終わります。毎日の勉強の習慣化にも良さそうです。最後までいったら,1回目の倍量くらいずつもう1周。さらにその倍量くらいずつもう1周。
(私は音読で1冊終わらせました。所要時間は約2時間。)
文字も大きく余白も多いので,ぱっと見た感じでは簡単そう。 10題ドリルという名の通り,問題は10題ずつ。
並べ替え中心となっていますね。英語は日本語よりも語順が大切です。こんなの簡単と切り捨てず丁寧に取り組んでいきましょう。
EXERCISES Aでは,例題を元にした並び替えで,語順の確認ができます。さらに,EXERCISES Bでは,入試問題を元にした練習問題に取り組むことができます。
この本はドリルなので,文法説明がほとんどありません。適宜教科書などで確認しながら進めましょう。文法がわからず,やみくもにやってもだめです。
学習例)
① 問題を解く
② 答え合わせする
③ 解説を読む
④ 音読する
⑤ 音読して,続けて英語を見ずに繰り返す
⑥ 英語を日本語にする
⑦ 日本語を英語にする
⑦は難しいので,省略可です。 『基本』を終わらせてから戻ってやってもOKです。
駿台の英語ドリルシリーズは現在4冊あります。
・田中健一『英文法入門10題ドリル』
・田中健一『英文法基本10題ドリル』
・竹岡広信『英作文基本10題ドリル』
・田中健一『英文読解入門10題ドリル』
英文法が英作文の土台となることはもちろんですが,英文法を学んでいるときにも,日本語と英語の語順の違いに気をつけていくことによって,読解にもすんなりと進むことができます。