印南一路さんの「サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン」NHK出版 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.9.1おはよう御座います💐
5年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2019.9.1 おはようございます🍃今日から早くも9月ですね〜 早朝ドライブから帰宅し、モーニングコーヒー☕️を淹れ読書してます📚昨日から読み始めた印南一路さんの「サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン」NHK出版1300円+税を読み終えました。印南さんは1958年神奈川県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は医療政策と意思決定、交渉領域。東京大学法学部を卒業。富士銀行、厚生労働省勤務ののち、ハーバード大学行政大学院、シカゴ大学経営大学院で学び、2001年より現職。意思決定に関する著書が多数あります。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【決断力を磨き技として身につける為に】
人生には決断する機会が何回もあります。その決断が自分をはじめ、周囲の人達の人生に大きな影響を与えることもあるでしょう。大学や就職先の選択、結婚はもちろん、交通事故や災害の現場でのとっさの対処、組織の戦略策定や政府の政策決定など、あらゆる場面で決断されています。結果が重大で、リスクが絡む難しい意思決定を「決断」としておきましょう。では、そもそも意思決定とは何を意味するのでしょうか。意思決定は単なる選択ではなく、むしろ選択の為の思考活動だと本書は考えます。
インターネットを使えば容易に情報収集が出来る時代になりましたが、逆に情報がありすぎてうまく取捨選択出来ないこともあるでしょう。事前に出来る限りの情報を集めて一定レベルの計算をすれば、選択肢の総合評価は出来ますが、それでもどこかで必ずリスクを取らなければならない場面が出てきます。計算した上で一定のリスクを取る意思決定こそが決断といえるかもしれません。
水が濁っていて底が見えない池に、3メートルの高さから飛び込むことを考えてみましょう。この本は、さんざん励ました上でいきなり飛び込むことを教えるのでも、飛び込む前に優柔不断な性格を直しなさいと説くのでもなく、その池が飛び込んでも安全かどうか、深さを確かめる方法を教えます。十分深いとわかれば、安心して飛び込めます。浅くて危険とわかれば、飛び込むべきではありません。微妙な深さだったら飛び込むかどうかが、まさしく決断の問題になります。その決断の為の手引きか本書です。
【人生の決断から振り返る三つの経験則】
一つは、人生思うようにはいかないということです。決断は、その後の人生に影響はしますが、何かを保証するものではありません。私の場合には、一つの決断が、予想外の展開を生み、次の決断を呼び込んでいます。
二つ目は、真摯な動機で決断すれば、必ず誰かが応援してくれるということです。
最後は、どんな意思決定も決断も、結局は限りある人生をどう生きるのかという問題につながることです。その時点その時点で最善の決断を行う努力をするべきですが、いったん決めたら、「あの時、ああしていれば良かったのに」と後悔するよりも、その後、何をし、どういう行動をとるかの方がずっと重要です。重要な意思決定について決断せずに先送りすれば、結局、挑戦しなかったという事実だけが残ります。時は巻き戻せないのですし、一回きりの人生です。十分計算した上でのことなら、思い切ってリスクを取る方が後悔は少ないのではないでしょうか。モタ先生こと精神科医の斎藤茂太(1916〜2006)は言っています。「人生に失敗がないと、人生を失敗する。」〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり。
本書では、意思決定の専門家である印南さんが、決断とは何か?、なぜ日本人には意思決定のトレーニングが必要か、間違った判断が起きる典型的ケースを知る、優れた意思決定をする為の5段階フィルター、実践「サバイバル決断力」トレーニング、というテーマで、わかりやすく具体的な事例を交え解説されています。人生は決断の連続です。自分の人生を悔いなく生きる為に役立つ良書だと思います。興味ある方は是非お読みください🍀
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