ケンドーカシンさんの「50歳で初めてハローワークに行った僕がニューヨーク証券取引所に上場する企業でゲストコーチを務めるまで」徳間書店1800円+税を読み終えました📚
2024年読書記録170冊目。以下本書から一部引用します。
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女優のキャメロンディアスは、「人生って味わい深い旅をする事が目的で、どこに向かっているのかが問題じゃないと思うの」と言っていた。
これはまさにカシンの生き方そのものではないだろうか。
味わい深い旅、面白い事をするのが目的で、それが、どこに向かっているのかは関係ない。
「面白そうだけど、どうなっているのか、行ってみないとわからない」
WWEパフォーマンスセンターからの招聘の際も、きっとそうだったのだろう。
「プロレスは芸術品」とは、獣神サンダーライガーが言った言葉だが、本当の“プロ“を追及しながら、リング上でも、実人生でも、自ら描いた芸術品、面白さにこだわるカシンを、今回も楽しんで頂ければと思う。
そこに彩りを添えるのは、「アントニオ猪木と大仁田厚、ときどき永田裕志」という事で……。
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以上引用終わり。
ケンドーカシンさんは、1968年8月5日、青森県南津軽郡藤崎町出身。早稲田大学レスリング部時代に全日本学生選手権3連覇、全日本選手権優勝。
1992年新日本プロレス入団。1996年ヤングライオン杯優勝。同年欧州遠征、ケンドーカシンとなる。
1999年第2代IWGPタッグ王座、ベストオブザスーパージュニア6で優勝、第34代IWGPジュニア王座。
2000年PRIDE出場、本名の石澤常光としてハイアングレーシーと対戦。KO負けするが、翌年KO勝利。
2002年新日本プロレス退団。全日本プロレス移籍。
2004年第50代世界タッグ王座を奪取するが、ベルトを封印した事等で全日本を解雇。全日本からベルト返還訴訟。
2005年永田裕志、中西学、藤田和之とチームジャパン結成。
2007年IGF参戦。
2008年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程合格。
2009年DREAM.12参戦。
2016年より慶應義塾大学SFC非常勤講師に就任。
「プロレスエクササイズ」と題した講義を開催。
2017年大仁田厚と、はぐれ邪道軍結成。
2019年1月、WWEパフォーマンスセンターにてゲストコーチを務めた。
181センチ、87キロ。
得意技は、飛びつき式他各種腕ひしぎ十字固め。
入場曲はsky walk。
著書に「フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで」があります。
本書は、元プロレスラーのケンドーカシンさんの2冊目の著書で、前作「フツーのプロレスラーだった僕がKO大学非常勤講師になるまで」(徳間書店)を読んだ読者から「カシンが、真面目で誠実で、悩める良い人なのだと言う事が伝わってくる」など好意的な評価を数多く貰い、本書でも、多種多様な経験を積み重ねたカシンさんの話が聞け楽しめます。
まえがき
第1章 ハローワークで得たニューヨーク証券取引所上場企業からの依頼
第2章 この愛すべきレスラーたち
第3章 大仁田厚を見習え！
第4章 はぐれ者たちの咆哮が聞こえる
第5章 永田くんの引退を考える
興味がある方は是非お読みください💐🐰📚
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