2024.8.2おはよう御座います💐
松下幸之助さんの「すべてがうまくいく 素直な心が奇跡を起こす」php研究所1000円+税を読み終えました📚2024年読書記録169冊目。以下本書から一部引用します🐰
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「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします」
この言葉は、月刊誌「PHP」の目次に毎号掲載されているものです。
「素直」というと、一般的には「従順である。正直である」といった意味です。しかし、幸之助は、そうした見方は消極的だととらえ、「素直な心」とはもっと力強く積極的な心のあり方で、「何物にもとらわれる事なく、物事の真実を見る心」と定義していました。
「素直な心」になれば、物事の実相を理解する事が出来る。そして広い寛容の心を持って、他の人の言葉にも耳を傾けるようになる。
従って、お互いの利害が対立する状況にあっても、一人ひとりが、何が正しくて、何をなすべきかを把握し、それに基づいて判断、行動するところから、常に好ましい関係が保たれる事になる。幸之助は「素直な心」の効用をそのように考えていたのです。
本書では、幸之助の言う、「素直な心」のエッセンスをまとめたものです。
戦後70年が過ぎても、今日の日本は幸之助が目指した繁栄、平和、幸福が実現されている姿とは、ほど遠いと言わざるをえません。世界に目を転じるて、事態は更に深刻で、国家間、宗教間、民族間の対立や差別も根絶に至らず、それらがテロの横行や暴動を許している現実は誠に残念な限りです。
幸之助が在命であれば、創設当初に行っていた辻説法のごとく駆け回り、自ら声を大にして、「今こそ素直な心をもとう」と、世の人々に訴えている事でしょう。
本書が、「初めに願いありき」松下幸之助の思いを伝える記念出版として、皆様にあらためて「素直な心」の大切さについて、お考え頂く機会となれば、これに勝る喜びはありません。
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以上引用終わり。
松下幸之助さんは、パナソニックグループ創業者。PHP研究所創設者。1894年、和歌山県生まれ。9歳で単身大阪に出て、火鉢店、自転車店で奉公ののち、大阪電燈(現 関西電力)に勤務。1918年、23歳で松下電気器具製作所を創業。
1946年にPHP研究所を創設。1979年、21世紀を担う指導者の育成を目的に、松下政経塾を設立。1989年に94歳で亡くなられました。
本書は、松下幸之助さんの沢山の言葉の中から、特に「素直な心の大切さ」に関する思いを伝える書籍として、PHP研究所が、編集したものです。
なぜ今、「素直な心」なのか まえがきにかえて
第1章 素直な心とは何か
第2章 素直な心になると、どうなるのか
第3章 素直な心になるには
一日一読のすすめ あとがきにかえて
興味がある方は是非お読みください💐🐰📚
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