望月衣塑子さん、佐高信さんの「なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか」講談社+α新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.29 おはよう御座います💐
3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2021.5.29 こんにちは🍃今日も暑かったですね♪ 先日から読み始めた望月衣塑子さん、佐高信さんの「なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか」講談社+α新書880円+税を読み終えました📚2021年読書記録61冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜
官僚は「不都合な事実」は隠します。だからコロナウィルスの感染者数などでも、どれだけ事実を明らかにしているか、私はどうしても疑って見てしまいます。現在の日本は「民主主義国家」ではなく「官主主導国家」だと思っています。大臣としてその上に立つ政治家が愚かであればあるほど官主主義は進行し深化します。「バカな大将、敵より怖い」という言葉がありますが、森友.加計問題は、安倍首相が"お友達"に便宜を図って近畿財務局の職員を自殺にまで追い込んだ事件でした。それで財務省に大きな借りをつくり、コロナ問題でも財務省の反対に遭って飲食、サービス業などへの休業補償が満足に出来ないわけです。
補償もなく、ただ休めと言っても、生きていく為には休めません。収入もなく休業するという事は「人間を休業」することになってしまいます。バカなボンボンの安倍、及び麻生太郎(財務大臣)には、そうしたことが全くわからないのです。想像力の貧困さというか、人間性の貧困というか、もはやつけるクスリがないと言うしかありません。要するに、森友、加計疑惑の病巣や歪みが、真っ直ぐにコロナ問題につながってしまっているという事ですね。
既存のマスメディアが問題だらけなのは言うまでもない。賭け麻雀問題は、起こるべくして起きた問題だ。記者クラブ制度の中で、長年にわたって育まれてきた権力とメディアの「癒着」は、SNSが発達してきた現在、世論から厳しい批判の目に晒されている事をメディアに携わる私達はもっと自覚しなければいけない。
いまの記者は、皆揃って大人しく、サラリーマン化が進んでいる。型にはまった事以上の行動をするのを極端に恐れるあまり、取材相手を追及し、本音を吐き出させようとする気迫が感じられない。〜〜〜〜以上引用終わり。
本書では、東京新聞社会部記者の望月さんと、経済誌を経て評論家の佐高さんが、歯に絹着せぬ論調で、この国の「中枢」の事実を語っています。
・説明責任の放棄、
・人間を休業すると言う残酷さ、
・記者が権力の番犬に、
・内部告発の重要性と難しさ、
・人は群れるから弱い
て言うテーマについて解説しています。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄