矢作直樹さんの「自分を好きになる練習」文響社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.22おはよう御座います💐
3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します💐
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2021.5.22 お疲れ様です🌉
先日から読み始めた矢作直樹さんの「自分を好きになる練習」文響社1180円+税を読み終えました📚2021年読書記録60冊目。以下本書から一部引用します。
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「嫌な気持ちは押し殺さない」
嫌な目に遭ったら、何か嫌な感情を抱いたら、早めに「自分の体の外」へと押し出す事。
感情をコントロールするのは難しい話です。人間は想像以上に複雑な生き物で、常に多様な感情が交錯しています。嬉しいとか楽しいという感情にさえ、無意識の下で不安や恐怖などのネガティブな要素を持つ感情が入り交じっています。悲しみや苦しみといった感情はもっと複雑です。だからそれらを自分の中でなんとかコントロールしようとするのは難しいものです。押し殺すのが一番からだに悪いです。私は心地良くない感情が自分の中に生まれたなと自覚したら、その感情を一つの塊にして自分の外に排出するイメージングをしています。イメージングというのは心に何かを思い描く事。
この場合は自分の中にある嫌な感情や、何か手放したい感情を具体的なイメージにし、それを一つの塊にして外に出す作業です。
次に、その塊を粉々にします。それを上空へ、出来るだけ天高く投げ、粉々になったものが天で浄化されたイメージを想像し、天から降ってきた粒を光のシャワーを浴びるかのように再び体へと取り込みます。最後に感謝の気持ちでゆっくり深呼吸して終了。
これは嫌なエネルギーを綺麗なエネルギーに変換する「リサイタル」です。お間違いのないよう申しますが、嫌な感情を忘れる作業ではありません。外に押し出し、浄化して受け取るのです。その為にはイメージングが有効で、いつでもどこでも誰にでも出来るし一円もかかりません。
イメージングでは注意点があります。あいつのせいだ、あの会社のせいだ、世の中のせいだ…、つまり誰かのせいで自分がこうなってしまったと思わない事。自分の人生が自分以外の誰かにコントロールされていると認める事になってしまうからです。私達は誰にもコントロールされていません。自分を律しているのは自分。全ての責任は自分にあります。自分を動かす権利は自分にしかないのです。
〜〜〜〜〜以上引用終わり。
矢作直樹さんは1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻及び工学部精密機械工学科教授。2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授及び医学部附属病院救急部集中治療部部長となり15年に渡り東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力。2016年3月に任期満了退官。多数の著書があります。
本書では、矢作さんが、長年の医師としての現場の経験等から学ばれた人生で大切な事をテーマ毎に解説されています。
「これからの自分を育てる」事。
「これまでの人生に感謝し、今この瞬間を楽しめる自分」を育成する事は、自分以外の誰にも出来ないと、矢作さんは語ります。
本書で、自分を好きになるとはどういう事か、好きになればどうなるのかを、様々な角度から述べています。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄