百田尚樹さんの「逃げる力」PHP新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.18おはよう御座います💐
5年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2019.5.18 こんにちは🍃早朝ドライブから帰宅し、コーヒー☕️を淹れ、音楽を聴きながら読書しています📚先日から読み始めた百田尚樹さんの「逃げる力」PHP新書 860円+税を読み終えました。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜
会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる…逃げることは、消極的で後ろ向きなことだと考えていないだろうか。でも、その考え方は間違っています。「逃げる」ことは戦うことと同じくらい積極的な行動なのです。人はそれぞれ、自分の人生で、大事にしなければならないものを持っています。私の場合は、まずは自分の命。そして家族です。この、自分にとって大切なものを守る為に、人生にはしばしば「戦うか」、あるいは「逃げるか」という選択を迫られる時があります。その時、戦っても勝ち目がない、または戦っても状況は変わらない、あるいは戦っても得るものがない、と判断したら、さっさと逃げるべきです。これは全く恥ずかしいことでも、いけないことでもありません。今、理不尽な環境の中に置かれている方がいらっしゃるなら、逃げるという選択肢を考えてみることは大事なことだと思います。それは人生で最終的に勝利を得る為の「積極的逃走」なのです。
最近は雇用の流動化が進んできたと言われますが、新卒で入った会社にそのまま定年まで勤め続ける人はまだまだ多いのではないかと思います。人生の判断をしてこなかった人は、会社勤めのサラリーマンだけではないと思います。主婦も、夫のプロポーズになんとなく乗って結婚しているかもしれませんし、人によっては、高校や大学受験の頃から、親や先生に勧められた学校に深く考えることなく進学した人もいるでしょう。
私は、夢や目標は適度な大きさにしたほうが良いと思います。大きな夢を持つことは素晴らしいですが、それがあまりにも途方もないものだと、努力しようという気さえ起こりません。だからまずは、少し頑張れば達成可能な程度の夢を持つことが大事です。それを達成すれば、また新たな夢(目標)を持てばいいのです。そして不断の努力をする人は、いつか大きな夢を達成します。
「好きな仕事をして生きよう」と考えると苦しくなる。
「好きな仕事」を追い求める生き方は、本当に好きな仕事が見つからなくなるような気がします。仕事は自分と家族を養うためのものと割り切ると、かえって楽になるのではないでしょうか。
自分にとって大切なものを見定めるということは、言い換えれば「幸せの絶対的基準を持つこと」です。自分の人生にとって、何さえあれば幸せなのか。その絶対的基準を持っていると、そこから外れることは二の次で良い、場合によっては逃げてもいいし、捨ててもいいという判断が下せるようになります。
私自身の「幸福の絶対的基準」は、自分自身の健康と家族の二つです。それさえ満たしていれば、他のことは、二の次で構いません。家族が楽しく暮らしていて、自分も健康で過ごせる。それが何よりの幸せなのです。〜〜〜〜〜
以上引用終わり。
日本人は真面目で自己主張せず周りの人と協調することが多く、嫌なことから逃げることはいけないことと考えている方が多いと思います。本書では、百田尚樹さんが、持ち前の鋭い文章で、「逃げる力」は、自分の人生を自分で生きる為に大切だと解説されています。共感することが多かったです。興味ある方はお読みください🍀