蓮見圭一さんの「水曜日の朝、午前三時」河出文庫 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.17おはよう御座います💐
4年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2020.5.17 こんばんは。今日は晴れて暑くなりましたね。水分補給して体調を崩さないようにしましょう。先日から読み始めた蓮見圭一さんの「水曜日の朝、午前三時」河出文庫640円+税を読み終えました📚こちら1970年、大阪万博を舞台に叶わなかった恋とその後の20数年。恋の痛みと人生の重みを描く、究極のラブストーリーです。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・結局のところ、人は誰でも小さな世界に生きているのです。そこが良き世界で有れば幸いですが、そうでなければどうすればいいのでしょうか?そして、もしそこが個人の努力や決断だけでは抜け出す事の出来ない場所であったとしたら?実を言うと、これから私はその事について書こうとしているのです。
・人生は宝探しに似ている、とある人が書いている。掘り下げていくほどに様々なものが見つかるのだ、と。あなたにもこの言葉を噛みしめてほしい。宝物である以上、そう簡単に見つけられるものではないかもしれない。でも、金塊はすぐそこに眠っているのかもしれないのです。
・疎外というのはマルクスが作った言葉だという事はご存知ですか。機械化された文明社会に帰属意識を持ち得ない現代人、これを説明する為にカール・マルクスが作った言葉ですわ。疎外という言葉には独特の意味がある。単に誰にも相手にされんと、一人ぼっちでいるいう事ではないんです。皆んなから手招きされても、敢えてその輪に加わろうとせん人がおるでしょう。
・さあ、今度はあなた達の番です。人生は宝探しなのです。嫌でも歩き出さなければならないのだし、それなら最初から宝探しと割り切った方が楽しいに決まっているのではないですか。そう、楽しめばいいのです。迷った時は急がずに立ち止まりなさい。慌てたって、いい事は一つもありはしないのです。これだけは忘れないように。何にもまして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。どういう人間としてどんな人生を送りたいのか。耳を澄まして、じっと自分の声を聞く事です。歩き出すのは、それからでも遅くはないのだから。〜〜以上引用終わり。
著者の蓮見圭一さんは、1959年秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作「水曜日の朝、午前三時」が各紙で絶賛されベストセラーになり複数の著書があります。本書はそのデビュー作で、主人公・四条直美が過去を語るテープを、直美の娘と結婚した僕が語り部として紹介していく物語で、いつのまにかこの物語に引き込まれていく、素敵なラブストーリーです。
興味ある方は是非お読みください🍀
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