クララブランさんの「フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方」KADOKAWA1500円+税を読み終えました📚2024年読書記録88冊目。
以下本書から一部引用します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私はパリ生まれ、パリ育ちのフランス人、クララブランです。日本の事が大好きで今は日本に住んでいます。会社員として、そしてモデルやコンテンツクリエイターとしても働いていて、今、毎日が幸せです。
そんな私ですが、数年前まで、全く幸せではありませんでした。むしろ不幸だったと思います。
親との関係に悩まされ、チャレンジした仕事も全然上手くいかず、大切な友達よりもダメンズな彼氏に依存して、もう、本当に最悪でした。
そんな私でも、その最悪から逃れる事ができました。どん底だった私を救ってくれたのは、大好きな国、日本だったのです。
10代前半からずっと憧れていた日本へ行く事を決意し、その夢を叶える為に一歩踏み出せた瞬間から、全てが明るく、ポジティブになりました。
今の私の幸せがあるのは、なるべく「我慢」をせず、自分らしく生きる事を心がけているから。世界で一番、自分を大切にできるのはフランスならではかもしれません。その幸せな状態を維持する為に、私が毎日心がけている事を少しだけ紹介します。
・言いたい事こそ、本人に直接言う。
・好きな人の好みの服装より「自分らしい」ファッションを楽しむ。
・食事は、80：20の割合で好きなものを食べる。
・(今はいないけれど)恋人とはフェアてヘルシーな関係を築く。
・家のあちこちに置いた植物とお話する。
・朝のルーティンの最後には、大好きなコーヒーを1杯飲む。
それほど特別な事、高度な事はしていません。そして私よりもきちんとした毎日を過ごしている人は沢山いると思います。礼儀正しく、時間に正確で、ヘアもメイクもファッションもいつもきちんとしている、といった具合です。
特に日本にいて感じるのは、自分の主張を通すより、周囲との調和の方を優先し、その為の言葉のチョイスも素晴らしい人が多い事です。
その正確さや真面目さ、優しさが日本の文化を支えていると思うし、日本の方々を私は尊敬しています。
ただ、日本で暮らしていて、日本の方々は、もう少しエフォートレスに生きてもいいのかなと、感じる事もあります。
この本を書いてみようと思ったのも、エフォートレスになる為の幾つもの方法のうち、私のやり方を知って貰って、もしもその中に「これはいいかも」と感じて貰えるものがあればいいなと考えたからです。
ちなみに、エフォートレスとは、エフォート(我慢)がレス(ない)事。不必要な我慢や無理をしないという事です。
ありのままの自分を大切にしているから、自然体でいられるし、我慢ま無理もしません。必要ない「やらなきゃ」は徹底的に排除しています。
今思うと、私がパリで最悪の日々を過ごしていた時期は、エフォートレスである事を止めて、かなり無理していて、だから、とても辛かったです。
この本では、私が取り戻した、幸せをもたらすクララ流のエフォートレスに過ごすコツをお伝えしたいなと思っています。
この本を読んでくれる皆さんが、決して私のように「エフォートレスにならなきゃいけない」わけではありません。何が幸せか、何をしたいか、何はしたくないかは、それぞれの人が決める事だからです。
ただ、読んでみて「そうかも」と思ったものがあったら、採用して貰えると嬉しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり。
クララブランさんは、パリ生まれ、パリ育ち、日本在住。日英仏の3ヶ国語を操るトリリンガル。パリのPSL大学にて経営学を学び19歳の時に大好きな日本へ留学。
大学院修了後、ルイヴィトンの本社にて勤務し、デジタルコミュニケーション部でwebなどのコンテンツ制作のプロジェクトマネジメントを担当。現在は、広告代理店にてビューティー、ファッション、ラグジュアリーを中心にアカウントディレクター兼プロデューサーとして活躍中。2021年に、ジュエリーブランド「アトリエルージュ」を発表。岐阜県美濃焼職人による手仕事と、フランスミニマリストの美学の融合により国境、文化を超え、あらゆる世代を魅了しています。
本書では、クララブランさんが、自らの経験を踏まえて、世界で一番自分の事を大切にできる秘訣を、テーマ毎に解説しています。クララさんの飾らぬ自然体の語りは、心にスゥっと入ってきます。
はじめに
第1章 最高の人生は、自らつかみ取りに行く
第2章 小さな幸せを増やす毎日のルーティン
第3章 自分らしさを貫きエフォートレスビューティ
第4章 もっと自分が大好きになる「恋愛」と「人間関係」
第5章 夢中になれる4つの仕事のつくり方
第6章 私らしく最高に幸せになるために
おわりに
巻末特典！クララのお気に入りリスト、本邦初公開❤️
興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄