和田秀樹さんの「100歳の壁 脳・からだ・心」きずな出版 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.3おはよう御座います💐
和田秀樹さんの「100歳の壁 脳・からだ・心」きずな出版1300円+税を読み終えました📚2024年読書記録81冊目。以下本書から一部引用します🐰
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人生100年時代に対して、「長生きできて嬉しい」というより、「死ぬまでの時間が延びた。どうしよう」と感じる人も少なくありません。だからこそ、延びた高齢期をいかに元気に、自分らしく生きるかを一人一人がきちんと考え、実践すべきだと思います。
そして高齢期も一括りにするのではなく、年代によって、“生き方を変える“のがカギとなると、私は考えています。
ざっくりと言えば、「70代は老いと闘う時期」「80代は老いを受け入れる時期」に分けられます。
「老いを受け入れる」とは、衰えを素直に認めて、それぞれに対応しながら、上手に賢く生きていこう、という事なのです。
私は長年、高齢者医療で6000人以上の患者さんと関わってきました。多くの患者さんを診ていると、「いい年の取り方をしている人」と「残念な年の取り方をしている人」の違いを実感します。
そして、いい年の取り方をしている人には、ある共通点を見つけました。
「品がいい」「賢い」「面白い」の3点です。
①「品がいい」
人が羨むような優雅な生活をしている人を想像するかもしれませんが、それは違います。私が感じる「品の良さ」とは、老いを素直に受け入れ、おおらかに生きている人です。
②「賢い」
これも、学齢や物知りという尺度でははかれません。その人ならではの人生経験から、世間の常識とは違った事が語られる時には、「さすが、だてに年を取っていないな」と一目置かれます。そういう事が、人としての「賢さ」なのではないでしょうか。
③「面白さ」
その人といるだけで、なんだか楽しい気持ちになったり、笑顔になれるような、そんなぬくもりを持っている人。
本人は大真面目だけれど、ちょっとずっこけた発言をしたり、改めて考えると、実に哲学的な事を言っていたり……。そんな不思議な魅力があり、愛すべき人という意味が近いかもしれません。
私自身、こういう高齢者になりたいと努力目標に揚げています。
そして読者の皆さまと「100歳の壁」を超えてみたい気持ちがあります。
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以上引用終わり。
和田秀樹さんは、1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神科医学学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院を経て、現在は精神科医。多数の著書があります。
本書では、高齢者専門の精神科医てして多数の高齢者の方と接してきた和田さんが、人生100年時代を、どう生きたら良いかを事例を交えわかりやすく解説しています。
序章 100歳の壁を越えよう!
第1章 100歳の景色を見よう
第2章 100歳を迎える「足し算」習慣
第3章 長寿を損なう「引き算医療」
第4章 70代80代がもっと元気になる「足し算」健康術
第5章 長寿のための病気別「足し算」健康術
あとがき

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄
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