梶本修身さんの「すべての疲労は脳が原因」集英社新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.5.3おはよう御座います💐
5年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2019.5.3 こんにちは🍃今朝は昨日実家から上京した妻の母をロータスの助手席に乗せて東京タワー🗼まで早朝ドライブに行って来ました🚙 帰宅後、朝食を食べ、ゆっくり読書しました。梶本修身さんの「すべての疲労は脳が原因」集英社新書 700円+税を読み終えました。著者の梶本さんは、医学博士で大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授、東京疲労、睡眠クリニック院長を務めています。2003年より産官学連携「疲労定量化プロジェクト」統括責任者を務め、任天堂DS 「アタマスキャン」をプログラムし「脳年齢」ブームを起こし、脳関係、疲労関係の多数の著書があります。以下著書から一部引用します。〜
「疲労」と聞くと「ガス欠」、すなわち車のガソリンがゼロになるようにエネルギーが枯渇するイメージを持っている人も多いと思います。また、「仕事や運動をすればエネルギーを消費するから体が疲れるのは当たり前」と思っている人も多いのではないでしょうか。結論から申し上げると、エネルギー自体が枯渇して疲労を起こすことは滅多にありません。仕事や運動をして体の疲れを感じるのは、エネルギーが不足したからではないのです。日本では「疲労」が浸透しているにもかかわらず、一方で、実は、疲労の原因やその科学的なメカニズムはほとんど理解されていないのが現状なのです。では、一般に見られる疲労がエネルギーの枯渇が原因でなければ、なぜ、どのようにして疲労は起きるのでしょうか。その答えは、「細胞のサビ」にあります。疲労は、細胞が酸化ストレスにさらされることでさびてしまい、細胞本来の機能を維持できなくなることで起こるのです。
では、体のどこで酸化ストレスがもっとも激しいのでしょうか。言い換えれば、体の中でどこが一番疲れやすいのでしょうか。その答えは「脳の自律神経の中枢」にありました。運動が激しくなると「脳の自律神経の中枢」での処理が増加します。その結果、脳の細胞で活性酸素が発生し、酸化ストレスの状態にさらされることでさびつき、本来の自律神経の機能が果たせなくなります。これが脳で「疲労」が生じている状態、つまり「脳疲労」です。そして、ヒトは、そのときに「体が疲れた」というシグナルを送り、「疲労感」として自覚するのです。本書では、疲労とは何か、最新の抗疲労研究の結果から現代人の疲労の本質である脳疲労のメカニズムを探って、その解消法をお伝えします。〜〜〜〜以上引用終わり。
一般的に信じられている疲労回復説、・運動でストレスを発散すると疲れもすっきりとれる。・ニンニク料理、鰻、焼肉、栄養ドリンクで疲れは軽減する。 ・残業の疲れは、楽しくお酒を飲めばリセットできる。 ・休日に人気の温泉地でたっぷりお風呂に入って疲れをとる。などは、科学的な根拠に裏打ちされているものではなく、それどころか、むしろ疲労を悪化させるリスクのほうが高いことがわかっている などなど、普段当たり前と思っていたことが間違えであることを解説されています。興味ある方はお読みください🍀
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