村上春樹さんの「レキシントンの幽霊」文春文庫 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.3.24こんにちは😃
3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2021.3.24 お疲れ様です🍃今日も暖かくなりましたね♪ 先日から読み始めた村上春樹さんの「レキシントンの幽霊」文春文庫419円+税を読み終えました📚2021年読書記録42冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜
ここに収められた作品の執筆時期は「めくらやなぎと眠る女」を別にすれば二つの時期にわかれている。「七番目の男」と「レキシントンの幽霊」の二作品は「ねじまき鳥クロニクル」のあとで書かれ(1996年)、それ以外の作品は「ダンスダンスダンス」のあとで書かれた(1990,1991年)。その間には約五年間の長いブランクがある。その時期に僕はずっとアメリカに住んでいて「ねじまき鳥クロニクル」と「国境の南、太陽の西」という長編小説を執筆しており、短編小説は全く書かなかった。「めくらやなぎと眠る女」は1983年に書いたものを短くしたものだが、他にもいくつか伸ばしたり縮めたりした作品があるので、お断りしておきたい。これは個人的に短編小説を短くしたり、長くしたりする事に凝っていたせいである。ここに収められている「トニー滝谷」は長い方で、短いのは「文藝春秋短篇小説館」というアンソロジーに収められている。「レキシントンの幽霊」も長い方の版で、短い方(およそ半分くらい)は「群像」の10月号に掲載されている。書いている時は、特に深く考えもせずに、書きたいことを書きたいように書いていただけなのだが、こうして年代順に並べてまとめて読んでみると、それなりに自分では「なるほど」と思うものはあった。ひとつの気持ちの流れの反映であったのだなと思った。あくまで自分ではということだが。〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり。本書は、村上春樹さんの短編小説7つを収録しています。久しぶりに村上春樹さんの小説を読みましたが、独特の雰囲気の世界観で、引き込まれました。どの作品も、映像描写がイキイキとしており、楽しさと共に、怖さを秘めた物語となっています。短編で通勤時間で丁度一つの作品を読める分量です。短編の中で、読者を惹きつける魅力ある言葉、文章、描写は、素晴らしいです。また作品を読みたくなりました。興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄