樋口裕一さんの「凡人のためのあっぱれな最期」幻冬舎新書 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2024.3.8こんばんは🌆樋口裕一さんの「凡人のためのあっぱれな最期」幻冬舎新書960円+税を読み終えました📚
2024年読書記録40冊目。以下本書から一部引用します。
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妻が癌で逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず、泰然と死んでいった。
それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。
そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。
そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか……。
妻の人生を振り返りながら、古今東西の文学、哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。
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以上、引用終わり。
樋口裕一さんは、1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳者として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。多摩大学名誉教授。
多数の著書があります。
本書では、2022年8月に、10歳年下の奥様を病気で亡くした著者が、奥様の人生を振り返りながら、よく死ぬ為の生き方を考察しています。
第一章 妻のあっぱれな死
第二章 菫のようなふつうの人
第三章 先人に学ぶ様々な死生観
第四章 小さき人として生きるために
あとがき

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄
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