【日本でいちばん大切にしたい会社】 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

 

2023.11.23こんばんは🌃土曜日の夜、ゆっくり過ごしましょう🐰

コーチングに関する記事を少しずつ書いていきます。宜しければご覧ください。
コーチングとは、コーチが質問をクライアントに行うことで、クライアントの潜在意識に働きかけ、クライアントの中から答えを引き出すものです。
その答えを引き出すものの一例として、クライアントの夢や目標を達成する支援を行うことができます。クライアントは、セッションでコーチからの質問に答える中で、自分の夢や目標を明確化し、現状把握、目標と現状のギャップを把握、そのギャップを埋める為の行動計画策定を行い、毎日地道に行動を継続し、目標達成を目指していきます。

以下、フェイスブック「夢追い人!」から一部引用します。
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【日本でいちばん大切にしたい会社】
従業員約50名のうち、およそ七割が知的障音をもった方々で占められている。神奈川県川崎市のその会社は、多摩川が近くに流れる静かな環境のなかにあります。この会社こそ、日本でいちばん大切にしたい会社の一つです。昭和12年(1937)に設立された「日本理化学工業」https://www.rikagaku.co.jp/は、主にダストレスチョーク(粉の飛ばないチョーク)を製造しており、50年ほど前から障害者の雇用を行っています。そもそもの始まりは、近くにある養護学校の先生の訪問でした。昭和34年(1959)のある日、一人の女性が、当時大田区にあった日本理化学工業を訪ねてきたそうです。「私は養護学校の教諭をやっている者です。難しい事はわかっておりますが、今度卒業予定の子供を、ぜひあなたの会社で採用して頂けないでしょうか。大きな会社で障害者雇用の枠を設けているところもあると聞いていますが、ぜひこちらにお願いしたいのです」障害をもつ二人の少女を、採用してほしいとの依頼でした。
社長である大山泰弘さん(当時は専務)は悩みに悩んだといいます。その子達を雇うのであれば、その一生を幸せにしてあげないといけない。しかし果たして今のこの会社に、それだけの事ができるかどうか・・・。そう考えると自信がなかったのです。
結局、「お気持ちはわかりますが、うちでは無理です。申し訳ございませんが・・・」しかしその先生はあきらめず、またやって来ます。また断ります。またやって来ます。それでも断ります。
三回目の訪問の時、大山さんを悩ませ苦しませている事に、その先生も耐えられなくなったのでしょう、ついに諦めたそうです。しかしその時「せめてお願いを一つだけ」という事で、こんな申し出をしたそうです。
「大山さん、もう採用してくれとはお願いしません。でも、就職が無理なら、せめてあの子達に働く体験だけでもさせてくれませんか?そうでないとこの子達は、働く喜び、働く幸せを知らないまま施設で死ぬまで暮らす事になってしまいます。私達健常者よりは、平均的にはるかに寿命が短いんです」頭を地面にこすりつけるようにお願いしている先生の姿に、大山さんは心を打たれました。
「一週間だけ」という事で、障害をもつ二人の少女に就業体験をさせてあげる事になったのです。「私たちが面倒をみますから」就業体験の話が決まると、喜んだのは子供達だけではありません。先生方はもちろん、ご父兄達までたいそう喜んだそうです。会社は午前8時から午後5時まで。しかし、その子達は雨の降る日も風の強い日も、毎日朝7時に玄関に来ていたそうです。お父さん、お母さん、さらには心配して先生までいっしょに送ってきたといいます。親御さん達たちは夕方の3時位になると「倒れていないか」「何か迷惑をかけていないか」と、遠くから見守っていたそうです。そうして一週間が過ぎ、就業体験が終わろうとしている前日の事です。「お話があります」と、十数人の社員全員が大山さんを取り囲みました。「あの子たち、明日で就業体験が終わってしまいます。どうか、大山さん、来年の4月1日から、あの子達を正規の社員として採用してあげてください。あの二人の少女を、これっきりにするのではなくて、正社員として採用してください。もし、あの子達にできない事があるなら、私たちがみんなでカバーします。だからどうか採用してあげてください」これが私達みんなのお願い、つまり総意だと言います。社員みんなの心を動かすほど、その子達は朝から終業時間まで、何しろ一生懸命働いていたのです。仕事は簡単なラベル貼りでしたが、10時の休み時間、お昼休み、3時の休み時間にも、仕事に没頭して、手を休めようとしません。毎日背中を叩いて、「もう、お昼休みだよ」「もう今日は終わりだよ」と言われるまで一心不乱だったそうです。ほんとうに幸せそうな顔をして、一生懸命仕事をしていたそうです。社員みんなの心に応えて、大山さんは少女達を正社員として採用する事にしました。一人だけ採用というのはかわいそうだし、何よりも職場で一人ぼっちになってしまいやすいのではないか、二人ならお互い助け合えるだろうという事で、とりあえず二人に働いてもらう事になりました。それ以来、障害者を少しずつ採用するようになっていきましたが、大山さんには、一つだけわからない事がありました。どう考えても、会社で毎日働くよりも施設でゆっくりのんびり暮らしたほうが幸せなのではないかと思えたのです。
 なかなか言うことを聞いてくれず、ミスをしたときなどに「施設に帰すよ」と言うと、
泣きながらいやがる障害者の気持ちが、はじめはわからなかったのです。そんな時、ある法事の席で一緒になった禅寺のお坊さんにその疑問を尋ねてみたそうです。
するとお坊さんは「そんな事は当たり前でしょう。幸福とは、①人に愛される事、②人にほめられる事、③人の役に立つ事、④人に必要とされる事です。そのうちの②人にほめられる事、③人の役に立つ事、そして④人に必要とされる事は、施設では得られないでしょう。この三つの幸福は、働く事によって得られるのです」と教えてくれたそうです。「その4つの幸せのなかの3つは、働く事を通じて実現できる幸せなんです。だから、どんな障害者の方でも、働きたいという気持ちがあるんですよ。施設の中でのんびり楽しく、自宅でのんびり楽しく、テレビだけ見るのが幸せではないんです。真の幸せは働く事なんです」普通に働いてきた大山さんにとって、それは目からウロコが落ちるような考え方でした。これは、働いている多くの人たちも忘れていることかもしれません。
それを障害者の方によって教えられたのです。この言葉によって、大山さんは「人間にとって“生きる”とは、必要とされて働き、それによって自分で稼いで自立する事なんだ」ということに気づいたそうです。「それなら、そういう場を提供する事こそ、会社にできる事なのではないか。企業の存在価値であり社会的使命なのではないか」それをきっかけに、以来50年間、日本理化学工業は積極的に障害者を雇用し続ける事になったのです。
出典元:坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」
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以上 引用終わり。
「人間にとって“生きる”とは、必要とされて働き、それによって自分で稼いで自立する事なんだ」その通りだと思います。人間は、誰かほかの人に必要とされ、自分がやった事が社会に貢献しているという充実感を得る事が出来ると、幸せな気持ちになれます。

皆さん、将来叶えたい夢や目標はありますか?
自分には難しいとか無理とか、行動する前から諦めたりしていませんか?
大きな夢でも、一歩ずつコツコツと前進していけば、その姿は徐々に近づいてきて実現の可能性が高まります。最初から諦めたりせずに、夢や目標の実現を楽しく想像してみませんか?
コーチングに興味のある方は、コメントやメッセージで、お気軽にお声がけください。

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クライアントの目標達成に向けて、全力でご支援をさせて頂きます🌷🐰🌷
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