つげ義春さんの「幻想怪異奇譚集成」双葉社 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.10.10こんにちは😃
1年前のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2022.10.10 おはよう御座います♪ つげ義春さんの「幻想怪異奇譚集成」双葉社2500円+税を読み終えました📚2022年読書記録110冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜
睡眠中の心の世界と醒めてのちの現実の世界では、人間は別次元の心の働きによって支配されています。夢の中では常に感情が先行する、その事が「夢がおそろしくリアルである」事の最大の理由なのです。夢の中の出来事がリアルなのではなく、リアルだという感情が支配するからこそ、夢の中の出来事はおよそ生々しく感じるのです。つげ義春の「夢もの」と称される作品が、困難な課題を驚くべきレベルで実現した稀有な例である。羞恥心や性的欲動が充満し、理不尽で不条理で、それでいて妙に論理的な語りが「妙に生々しくリアル」な物語が、いかなる方法によって成立しているのか。任意の様式による画像と書き文字を、コマ割りという独自の様式によって構成する漫画という形式は、夢を語るに相応しい、ある種の「呪術性」を可能にする形式なのかもしれません。〜〜〜以上引用終わり。
つげ義春さんは1937年、東京葛飾生まれ。小学校卒業前後から中華屋、メッキ工などアルバイトや職を転々とし、職業としてマンガ家を目指す。1955年に単行本「白面夜叉」で本格デビュー。貸本マンガを経て1965年から「月刊漫画ガロ」に発表した諸作で漫画界、芸術界に衝撃を与える。
本書は、つげ義春さんの幻想的作品を複数収録したものです。1959年から1979年にかけて、ガロなどに掲載された作品です。どの作品も、独特の世界観を味わうことができるものです。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄