斎藤孝さんの「バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す」朝日新聞出版 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.9.19こんにちは😃
4年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2019.9.19 こんばんは🍃今朝会社で始業時間前と昼休みに、斎藤孝さんの「バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す」朝日新聞出版 750円+税を読み終えました📚斎藤孝さんは1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。多数の著書がありテレビなどでも活躍されています。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜
50代は、幸福度の格差が最大になる年代と言われます。気力、体力の衰えに加えて、会社ではごく一部の人を除いてキャリアアップは望めず、元部下の指示を受けて働くことになる役職定年や、早期退職をはじめリストラの危機が待っています。子供の教育費や親の介護などの負担もズシリとのしかかります。自らの老いや死も徐々にリアルに感じ始めます。これでよかったのだろうか、自分はこの程度だったのかというむなしさ。老いに向けた先の見えない不安。逆にもう「先が見えた」焦り。気分が晴れず日々を過ごしている人は決して少なくないでしょう。その一方で、同じような外形的条件にさらされながらも、毎日を笑顔で、力むことなく、快活に生きている人がいます。この差は、どこにあるのでしょうか。それをなるべくシンプルに考えてみようというのが、本書の問題意識です。
仕事というのは、社会とのかかわりにおいて対価をもらう営みですから、基本的に評価軸が自分ではなく、他人にあります。しかし、長年身をすり減らして働いているうちに、「他人による評価」がいつのまにか、仕事以外の領域も侵食しだす人は少なくない。真面目な日本人は特にそうでしょう。常に周囲の顔色を伺い、言いたいこともぐっと我慢して空気に同調し、「いい人」を装うことに必死。そこまで努力した結果として、仕事上の肩書きが重くなっても、待遇アップの喜びより責任の重さで息苦しくなるだけ。そんな日々の中で、疲れ切っている人が多いのではないでしょうか。人生後半は、もっともっと、自分の為に生きていい。「仕事」も自分の為にしよう。好きなものに対するプリミティブ(原初的)な情熱を取り戻し、心と身体から湧く「勢い」に忠実に生きよう。それを「バカ」というなら、バカこそ最高だ。それが本書で私の言いたいことです。
ポイントは、ざっくり言えば日々が充実しているかどうか。「これさえやっていれば時間があっという間に過ぎてしまう、これについては徹底的に知りたい、極めたいというものを持っているかどうか」ということです。そういうものが一つでもあれば、日常生活が多少辛くても、自分に折り合いをつけて生きていくことができる。バカになれるもの、バカになれる時間こそが、後半生の揺らぎやすいアイデンティティの最大の拠り所となり、人生を明るく照らす。そう私は確信しています。「バカになれ!」これが人生後半の扉を開く呪文です。〜〜〜〜〜〜以上引用終わり。
斎藤孝さんが、わかりやすい日本語、リズム感のある文章、具体的な事例や小説や歴史上の人物の言葉や行動、古典などを交えて、50歳以降の人生後半を如何に楽しく生きるかを解説されています。興味ある方は是非お読みください🍀
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