「the psychology of money 一生お金に困らない富のマインドセット」 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.7.9 おはよう御座います😃
1年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2022.7.9 モーガンハウセルさん著書、児島修さん訳の「the psychology of money 一生お金に困らない富のマインドセット」ダイヤモンド社1700円+税を読み終えました📚2022年読書記録69冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜


私のお金に関する最大の目標も、常に「経済的自立」だった。私は巨額のリターンを追い求める事にも、資産を運用して贅沢な生活を送る事にも興味が無い。私が望んでいるのは、毎朝、「今日も、家族と私は、自分の好きな事を好きな様に出来る」と実感しながら目覚める事だ。私達家族はこの望みの実現を最大目的にして、お金に関する判断を下している。
私の父は40歳の時に医師になった。両親は身の丈に合った生活をし、給料の多くを貯金していた。そのおかげで、ある程度は経済的に自立出来るようになった。父は救急センターの医師だった。これほどストレスの多い仕事も無いし、夜勤があるので生活リズムを整えるのも大変だった。医師になって20年が経過した時、父はもう十分に役目を果たしたと判断し、あっさりと仕事を辞めた。人生の次の段階に進む為に。私はこの出来事に衝撃を受けた。経済的に自立していれば、自分の判断一つで、いつでも人生の道を大きく変えられる。好きな事を、好きな人と、好きな時間に、好きなだけ出来る。これ以上に重要な経済的目標はあるだろうか。こうした経済的自立の達成には、高収入を得る必要は無い。大切なのは、贅沢をせず、身の丈に合った生活をする事だ。収入の多寡に関わらず、経済的自立に何より重要なのは貯蓄だ。収入以下の生活レベルを保っていると「他人に後れをとらないように」という心理的なストレスを避けられる。作家のナシームタレブはこう言っている。「真の成功とは、ラットレースから抜け出して、心の平穏の為に生きる事である」私はこの言葉が好きだ。
私は長年の試行錯誤の末に「低コストのインデックスファンドに数十年かけて一貫して投資し、下手にいじる事無く複利で運用すれば、私達家族の経済的目標を全て達成出来る可能性は高い」と考えるようになった。私と妻は給料日毎に米国株と海外株を組み合わせたインデックスファンドに投資している。これが私達夫婦の資産運用の全てだ。純資産は、住宅と、当座預金と、バンガード社のインデックスファンドだけ。妻と私はこれ以上複雑なものを必要としていない。私は「投資では、努力と結果にはほとんど相関関係が無い」と確信している。何故ならこの世界はごく少数のもの、すなわち「テール」がリターンの大部分を占める仕組みで動いているからだ。私の投資戦略が頼りにしているのは、高い貯蓄率、忍耐力、「世界経済は今後数十年にわたって成長を続ける」という楽観主義である。私は投資活動のほぼ全てをこの3つを考える事に費やしている。特に自分でコントロール出来る最初の2つについて考えている。今後どの様な方法で貯蓄や投資をするにしても、私達夫婦にとって経済的自立を何よりも大切にするという目標は変わらない。妻と私は夜にぐっすり眠る為に最大限の努力をする事になるだろう。私達夫婦はそれが究極の目標だと考えている。〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり。
モーガンハウセルさんは、ウォールストリートジャーナル紙の元コラムニスト。妻、2人の子供とシアトルに在住。
本書は、2018年に著者が纏めた「ザ・サイコロジー・オブ・マネー」というレポートを元に、新たに書籍化したものです。人間の「欠点」「偏見」「悪しき行動の原因」などのテーマを更に深く掘り下げて解説しています。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄