斎藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」SBクリエイティブ 800円+税 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

2023.7.7おはよう御座います😃
4年前の今日のフェイスブック📚読書記録です🐰
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2019.7.7 おはようございます🍃今朝も雨が降り早朝ドライブはお預けです🚙 今日もゆっくり読書を楽しみたいと思います📚昨夜、斎藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」SBクリエイティブ 800円+税を読み終えました。斎藤孝さんは、1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、大学院教育学研究科博士課程等を経て明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論で沢山のベストセラーを出し、メディアにも登場しています。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜〜〜
「ネットで文章を読むことと、本を読むことは違う」
ネットで読むことと読書には重大な違いがあります。それは「向かい方」です。ネットで何か読もうというときは、そこにあるコンテンツにじっくり向き合うというより、パッパッと短時間で次へ行こうとします。一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまう。このようにネット上の情報を読むのと、読書とは行為として全然違います。ネットで文章を読むとき、私たちは読者ではありません。「消費者」なのです。こちらが主導権を握っていて、より面白いものを選ぶ。「これはない」「つまらない」とどんどん切り捨て「こっちは面白かった」と消費していく感じです。消費しているだけでは、積み重ねができにくい。せわしく情報にアクセスしているわりに、どこかフワフワとして何も身についていない。そのときは「へえ」と思ったけれど、すぐに忘れてしまいます。浅い情報は常にいくつか持っているかもしれませんが、「人生が深くなる」ことはありません。これは情報の内容やツールの問題というより、「構え」の問題です。著者をリスペクトして「さあ、この本を読もう」というときは、じっくり腰を据えて話を聞くような構えになります。逃げ出さずに最後まで話を聞くとどうなるか。それは「体験」としてしっかりと刻み込まれます。読書は「体験」なのです。体験は人格形成に影響します。自分一人の体験には限界がありますが、読書で擬似体験をすることもできます。読書によって人生観、人間観を深め、想像力を豊かにし、人格を大きくしていくことができるのです。
読書よりも実際の体験が大事だと言う人もいます。実際に体験することが大事なのはその通りです。でも、私は読書と体験は矛盾しないと考えています。本を読むことで、「これこれを体験してみたい」というモチベーションになることはありますし、それ以上に、言葉にできなかった自分の体験の意味に気づくことができます。実際の体験を何十倍にも生かすことができるようになるのです。〜〜〜〜以上引用終わり。
本書では、多数の本を読み、自身でもベストセラーを出されている斎藤孝さんが、「読書が人生の深みをつくる」という前提のもと、ネットやSNSも活用しながら、どんな本をどう読むかを説明されています。読書の素晴らしさを実感できる良著です!興味ある方は是非お読みください🍀
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