山田昌弘さんの「新型格差社会」朝日新書750円+税 | 生きている間にやりたいことをやろう!コーチたき坊のブログ

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「好きなこと、ワクワクすることを生きている間に一つずつやる」をモットーに同じような思いを持つ方を支援するコーチ。2022年ワタナベ薫さん主催のMCCコーチ養成スクール第1期修了。好きなこと、ワクワクすることをやりたい方の背中を押します。

 

2023.4.7おはよう御座います😃
1年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰
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2022.4.7 こんにちは。今日は休暇を頂きゆっくり過ごしています。山田昌弘さんの「新型格差社会」朝日新書750円+税を読み終えました📚2022年読書記録28冊目。以下本書から一部引用します。〜〜〜〜〜〜
日本人の家族や暮らしを長期にわたって研究してきた経験から私は今、日本社会で可視化されていなかった二つの事をコロナ禍が顕にしたと感じています。一つは今まで隠されてきた、というよりも、見ようとしてこなった「格差」がはっきりと見えるようになった事です。そしてもう一つは「過去の社会に戻る事は出来ない」という予感が全ての日本国民に広く行き渡った事です。社会的格差の固定化にもつながりかねない変化が、今回のコロナ禍によって加速化してしまった事は、日本で暮らす人々が抱えている不安の中で、より顕著になっているのではないでしょうか。本書では、コロナ禍によって加速するであろう日本社会の格差を、社会学の視点から5つに分けて指摘していきます。大きな潮の流れがどの方向に向いているのか、あるいは濁流の中でも、とどまって休む事が出来る陸地の場所がわかっていれば、生き延びられる確率は飛躍的に高まります。今回のコロナパンデミックも正確な時期は予想出来ませんが、いずれ必ず収束し、私達は感染リスクを気にしないで済む暮らしを取り戻す事が出来るはずです。その時の社会の姿は、コロナ禍以前と同じでしょうか?決してそうではないでしょう。日本社会の形がコロナという潮流に呑み込まれて不可逆的に変わっていくとしても、本書が少しでも多くの人にとっての「海図」となり、今後のライフデザインの公平な道標となる事を願い、ここに記して参ります。〜〜〜〜以上引用終わり。
山田昌弘さんは、1957年東京都生まれ。社会学者。東京大学文学部卒業。中央大学文学部教授。「パラサイトシングルの時代」、「希望格差社会」「結婚不要社会」など多数の著書があります。
本書で、山田さんは、日本が階級社会に陥る前に、格差を直視する事が重要だと述べています。
「家族格差」「教育格差」「仕事格差」「地域格差」「消費格差」の五大格差について、統計データやフィールドワークを分析しながら詳しく解説しています。

興味ある方は、是非お読み下さい📚🎄