いわゆる「真央ファン」で羽生アンチになった人たちを見ていて不思議でたまらなかったことがあります。

 

アンチになった理由として

 

羽生選手がキムヨナの育ての親であるオーサーのところに行ったから

 

この心理はまあわかるんですよね。

 

私も始めは色々思うこともあったし。

 

でも実はクリケットに行った後の2012年も、羽生選手はザアイスに出てみんなと仲良くやっているし、

 

DOIでもみんなと和気藹々でした。

 

だから少なくともその時点では、そこまでこだわっている真央ファンはいなかったと思うんです。

 

それにあのバンクーバー五輪当時、一番ひどかったのはオーサーというよりはサムスン絶好調でブイブイ言わしていた韓国であり、韓国の言われるままに日本のトップ選手を下げて韓国キムヨナをアゲアゲする自国メディア(特にウジテレビ)だったはず。

 

その最たるものが韓国GPF後のとくダネ(3A2回決めて優勝をもぎ取ってきた選手に対し「もしミスがなければキムヨナが勝っていた」という究極のたられば論でまるで敗者のように印象操作した)と、ワールド直前の韓国MBSによる捏造妨害報道でした。

 

特に妨害報道、あれは真央さんが本当に気の毒でした。

 

動画を切りはりして、まるで日本人選手が集団でキムヨナの練習を妨害しているような印象操作をし、その中で真央さんは特に全く関係なかったのにまるで彼女がやっているかのように記者会見までさせたのです。

 

それもロスワールド直前のことでした。

 

そして現地でも韓国人にビラまで配られて大変だったそうです。真央さんは演技中怒声まで浴びせられ、台落ち、キムヨナが優勝しました。そしてその隙にちゃっかり安藤さんが台乗りしてました。

 

あの流れは真央ファンにとってはトラウマになっています。

 

なんつーかボストンの羽生選手のような、集団リンチでした。

 

なぜか、いつもアメリカの大会で日本選手はそういうリンチのような仕打ちを受けますよね。これは偶然でしょうか?


真央ファンが嫌韓とかネトウヨとかと一気に結びついたのも、こういう風に日本の顔とも言える真央さんを矢面に立たせて卑劣な方法でバッシングするという、彼らのやり方があまりにもひどすぎたからです。

 

当時世界中で吹き荒れていたジャパンディスカウント運動とも結びついていたのかなと思います。

 

真央さんがされてきたことを見てきた人ならば、ボストンで羽生選手の身の上に起きたことは「あの時の再来だ」と思うはずですが

 

ところが本当に摩訶不思議なことに、あの2年前のボストンの、テンくんによる妨害事件では、なぜかいわゆる「真央ファン」が一斉にツイッターで加害者のデニスをかばうという「ゴーデニ」運動に走ったのでした。

 

ここが私には全く理解できないポイントでした。

 

だって

 

テンくんは彼らの嫌悪しているはずのキムヨナと同じ事務所に所属する韓国系の選手、しかも反日英雄の子孫とされている選手ですよ?

 

別に差別意識で言っているわけではないですけど、そういう素性の選手。

 

いやしくも真央ファンであったなら、それに警戒感はなかったのかと思うんですよ。

 

そして動画を見れば明らかにテンくんが曲かけ中にゆづに何度も近づいて中断せざるを得ない事態になっているのがわかる。これを曲かけ練習の時に毎度やられて、羽生選手は結局、一度もSPの通し練習できなかったんですよ?

 

真央さんが韓国に散々やられてきたのと同じようなことを、今度は羽生選手がやられている。

 

事実関係を見るなら、そう認識せざるを得ないでしょう。

 

日本人としても真央ファンとしても、普通なら怒り心頭であるはずですが

 

実に不思議なことに彼らは真逆の反応でしたね。

 

羽生が悪い、テンくんは悪くないの大合唱。

 

おまけに青嶋ひろの氏まで出てきてラジオで何やら証言。

 

もうね、本当の真央ファンなら眉をひそめるようなメンツがオールスター揃って露骨なまでの羽生叩きに加担しているのに、

 

そこには無反応。

 

ここにきて私は悟りました。

 

韓国の反日もどうでもいい

 

偏向メディアもどうでもいい

 

反日ジャーナリストもどうでもいい

 

でも生意気な日本人の羽生は叩く

 

それに協力するオーサーも叩く

 

そういうことですよ。

 

結局は日本人の嫌いな人たち

 

そして日本の中枢に巣食って

 

ずっと日本の富を食い荒らしている在日利権の方々

 

そういう人たちが自分たちの利権を奪われるのを恐れて

 

初めはキムヨナ、そして次は羽生選手を叩いているだけなのではないかと

 

 

当時、状況がよく把握できていなかったゆづオタの中にも、羽生選手が怒鳴ったこととか、「わざとだと思う」と言ったというだけで、「やっぱりそれは良くないよね、ゆづ」とか思った人たちも多かったかもしれません。

 

お花畑の平和主義者ならそう思うでしょうね。

 

私もとりあえず対面的にはそこらへんは控えて欲しかったけれど(アンチに叩かれるネタを与えますから)

 

でも後からあの時羽生選手は、部屋をロックアウトされて公式練習に間に合わなかったり、練習時間を間違って教えられたり、ここまでの悪質な練習妨害をされていたり、まあ色々あったんですよね。

 

少なくとも尋常な状態ではなかった。

 

みんなが組んで彼を精神的に追い詰めたということだったんですよ。

 

そういうことを知らずにいると、気づかないうちに大好きな選手を追い詰めてゆくのに加担することもある

 

お花畑って実は害悪でしかないんだなと、この時改めて思いましたね。

 

このことはファンはよく心にとめておかなくてはならないと思います。

 

テンくんの件は、中国のスケオタがすぐさま動画をあげてくれて、テンくんが何をしたのかが動画できっちり検証されました。

 

中国のファンがいなければどうなっていたことか。

 

きっとネットでアンチどもに叩き潰されていたでしょうね。

 

 

まあ、この時点で、「真央ファン」のふりをした、ゆづアンチの方々の素性が分かろうというものです。

 

彼らは真央ファンなんかじゃない。ネトウヨでも嫌韓でもないです。むしろやってることは、しばき隊などのパヨクに近い。

 

あるいはその定見のなさを見ても、ただの利権屋の手先。金で動くネット工作員。

 

(+こじらせ真央ファン)

 

それがもしかしたら一番近いのかもしれませんね。

 

 

そしてウジテレビに関していわせてもらうならば

 

真央ファンとしては実は絶対に許せないのがクリケでもなく韓国でもなく、むしろ第一にウジテレビです。

 

今でも許していません、私は。だって当時から変わってないし。

 

で、そのウジテレビに嫌がらせを受け続けているのが羽生選手であって、ウジと仲良しでパーソナリティに使っているのが高橋大輔であり、必死でアゲアゲしているのが宇野選手です。

 

その構図を見ただけで、当時の真央さんの敵=ウジテレビが、実は羽生選手と対立的な立場にあるUSMと懇意だということ、つまり真央さんの敵=ウジテレビ=羽生選手の敵なのだということがわかりますよね?

 

ここで???と思う方。

 

そう、今のウジテレビ、浅田真央寄りじゃん?とか思う方もいると思うんです。

 

特に高橋大輔復帰後はその傾向が強いと思うんですね。カンパニーの件もありましたから。

 

かつては敵だったウジが浅田真央に擦り寄っている。そしてウジは高橋に優しい局。

 

多分ゆづファン(であり真央ファン)としての自分が一番モヤっていたところがそこなんですよ。

 

一体、真央さんはどういう立場なのかと。

 

私が真央さんに発信してほしいと言ったのはそういうことです。

 

去年、私は真央さんにひとまずお別れし、平昌までは羽生選手応援に専念すると書きました。

 

もちろん、彼女をそっとしておきたいという気持ちもありましたし、それだけでなく

 

長年の真央ファンである私ですら、あの当時は何をどう応援すれば良いのか、わからなくなっていたのです。

 

素性のわからない、凶暴なファンに担がれ続ける真央さんをこのまま応援し続けるのは難しい。

 

そんな風にも感じていました。

 

でも多くの方々から、真央さんが何か発言すれば火に油を注ぐことになるという意見を頂戴しました。確かにもともと言葉の人ではない真央さんが何かを言ってアンチが暴れても、真央さんには捌ききれないし、そもそも捌くことができるのならここまで悪質化していないんですよね。

 

言葉で反論する心配もない「善良で無垢なイメージ」を目一杯悪用された、それが今の状況を生んだのかなと思います。

 

ただもし引退して新しい一歩を踏み出すなら、自分の立ち位置ははっきりさせなくてはならないだろうと思っていましたし、どんな形でもいいから私はそのような発信を望んでいました。

 

でも先日のクローズアップ現代で、真央さんは別の形でしっかりと発信してくれましたね。

 

震災と原発事故で故郷を失いかけた人々、土埃の中で誠実に素朴に生きている人々。

そのような人々にとってこそ、辛いことがあっても健気に前を向いて頑張る真央さんの姿は希望の光でもあったと思うし、日本の底辺を支えているこうした名もなき小さな人々、そういう人々に寄り添いたい、そして感謝の気持ちを伝えたいというのが、真央さんの今後の生き方の根本にあるものなのかなと思います。

 

もう答えは出ていますよね。

 

そしてね

 

みんなが仰け反った自給自足生活志願

 

あれは真央さんにとっては何ていうかな

 

新しい生き方を選択したことで、もしかして何もかも失うかもしれない中で

 

何があっても自分には覚悟はできている

 

最後は昔からそんな生活がしたかったんだし心配しないでという

 

何つーか

 

真央さんらしいファンへのメッセージであるような気がしています。

 

羽生選手は金メダルを取った時に自分は今幸せだといい

 

この幸せを得るために自分はたくさんの他の幸せを捨てて来たと言っていたけれど

 

真央さんも今この境地に至るまでに

 

いろんな辛い思いをし、その過程でいろんな余計なものを捨てて来たんだろうなと

 

私はそう思っています。

 

自分にとっての幸せとは何かと追求する中で

 

いろんなものを捨ててゆく中で

 

幸せが結晶のようになって見えて来たと

 

羽生選手は言いました。

 

真央さんに今見えているのは

 

イノシシを狩って捌く(笑)自給自足の生活ですけど

 

要は全ての虚飾を脱ぎ捨てて

 

そういうものが意味をなさない場所で

 

生きるということの根本に立ち返りたい

 

大地に根ざして生きる喜びを感じたい

 

そういうものが結晶として見えて来ているのなら

 

それはきっと

 

良い兆し。

 

真央さんが今いつにも増してとても輝いて見えるのは

 

そういうことなのかなと

 

ちょっと良く理解できない人もいるかもしれないけど

 

私はそう理解しています。

 

 

 

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