「フランス語で話すほうが可愛いから、そのままでいてよ。」と言われた件について | 藤森もも子のブログ

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recit de momoline/フランスももりん物語


なつかしい、モテ活シリーズの再来か。


モテる方法


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こんなことがありました。


@momoline_S on Twitter より抜粋



私の仏語は小学校高学年レベルなので、気取った言い回しとかしない(できない)せいか、『話し方がさっきからやたら素直になって可愛げがあるから、君は日本語で話さない方がうんといいよ、このまま仏語で会話しよう。』と一緒にプロジェクト組んでる仏人ムッシュに言われて絶妙に微妙な気持ち。





( なぐさめられるのも、切ない。) ヤスさん、ありがとう。



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二か国語 ( ここではフランス語と日本語 ) を共通の言語としてコミュニケーションをとる相手が多くいるのですが、その多くは日本に住んでいるフランス人。




そんなとき、彼らがフランス語で話し、わたしは日本語で話す、という ハタから見ると まるで翻訳こんにゃくでも使っているかのような現象が起きるのですが、 そういうシチュエーションって 結構ありますよね。


わたしはネイティブスピーカーではないし、フランス語はあくまで外国語、フランス語脳を働かせるときは人並みにエネルギーを要するので、そんなコミュニケーションの仕方は非常に合理的。( そこ、きちんとフランス語で話なさいよ、といつも先生には怒られるんですが。 )







ここで重なるのは、「外国人にモテる日本人女性の特徴」



「日本人男性にはあまり縁がなさそうだけど、欧米人ウケはすごく良い日本人女性 」 説は、それこそたまに話題にのぼったりますが、日本人女性を好む彼らの多くが口を揃えていうことは


「日本の女の子はやさしい。」 「ジャパニーズはかわいい。」


もちろんそれだけでない魅力があり恋に落ちてパートナーとして選んでらっしゃることは言うまでもありませんが、この「やさしい」や「かわいい」に着目すると、上記のツイートからの考察が登場するわけです。



日本人は世界的にも比較的 穏やかな国民だと言われていますが、千差万別、十人十色、みんながみんなそうでしょうか。


実際、「フランス語のほうが可愛げがある」と言われたわたしがその例で、母国語を使うときはそれなりに遠回りな大人の表現を使ったり、エレガントを気取る言い回しだってスマートにできますが、フランス語になると語学力の不足から その気配や配慮は消え、簡略で 直接的な言葉を選んで発するわけで、その日本語を使うわたしとフランス語を使うわたしの「ギャップ」を彼は指摘しました。


でもこれは逆も然りで、少しの間違いはあったとしてもゆっくり 一生懸命日本語で話そうとしてくれている外国人は、日本語で話そうとしてくれている「誠意」に満ち溢れると同時に、ちょっと「かわいらしく」思えることはしょっちゅうです。


だからそんな彼らがフランス語(母国語)で会話し始めると、一気に大人に見えたりするんですね。



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それで、「日本語で話すな、フランス語のほうが可愛いから」と言われたわたしはどうしたかというと、笑顔でスルーし、変わらず日&仏語ごちゃまぜのミーティングを終え、帰路に着くとまっさきに



「 かわいい話し方 」 でグーグル検索しました。








まあ、チーズケーキでも食べて。







momoline