ラマナの言葉

「会話と想念を超越した状態がマウナ(沈黙)である。存在するそれ、それがマウナである。どうしてマウナを言葉で説明することができよう。聖者たちは説いている。『私』という想念(エゴ)がまったく起こることのない状態、それが沈黙(マウナ)の真我(スワルーパ)である。その沈黙の真我だけが神、真我だけがジーヴァ(個人)、真我だけが原初の世界である。それ以外の知識はみな、ささいな、取るに足らない知識であり、沈黙の体験だけが真実の完全な知識なのである。」

沈黙は真我です。

沈黙は心の消滅につながります。

この世界ではさまざまなことが起こりますが、それらは想念(エゴ)であり、それらのエゴがない状態が沈黙です。

沈黙には心はありません。消滅しているからです。

心の消滅が沈黙です。そして静寂のなかに神が在ります。

それが真我実現です。

真我実現するには、沈黙と静寂が必要不可欠です。